北海道OLM-1日目
知床の釣りとOLM前夜祭の様子。
北海道OLM-1日目(知床)
7月1日、朝5時起床:今日はいよいよ北海道OLMだ。8:35の飛行機に乗る為
に7:40に羽田のカウンター前で待ち合わせているのだ。荷物はすでにバッグに
入っている。チケットを確認して駅に車でカミさんに送ってもらう。4日も遊びに
行くのに申し訳ないことだ。
電車も予定通りで順調に浜松町に着いた。モノレールの乗り換え口で見覚えある人
がいる。何とムラサさんだ。今日北海道で会うはずの人にこんなところで会ってし
まった。二人で話しながらモノレールに乗り込んだら、何とそこに鵜住居さんがい
た。こんなこともあるんだなあ・・と驚きながらも車内ですでにOLMの話で盛り上
がる。朝早くから迷惑な客である。
空港に着いてもずっと同じテンションで会話が続いている。ところが、野村さんが
こないのだ。約束の時間になったのでビールを飲みに行った。そこへやっと野村さ
んが到着。セージの0番を大事そうに抱えている。ムラサさんは釧路行きなのでこ
こでしばしの別れとなった。
10:40中標津空港に定刻に等着。すぐにレンタカーを借りて荷物を積み込む。
車は一路知床へ向かって走る。途中「舟(ふな)」というドライブインで昼食を食
べる。私は「めんめ定食」野村さんは「いくら丼」鵜住居さんは「かに汁定食」を
食べて北海の味に舌鼓を打つ。いよいよ北海道の釣り旅が始まった事を実感する。
羅臼へ行くという二人に、私は羆が怖いからと手前の川を主張する。結局陸志別川
に行く事になった。車でしばらく戻り目印の橋から入渓する。野村さんも鵜住居さ
んもテンカラ。私もテンカラで始めたのだが、どうも思わしくないのですぐに止め
てルアーに切り替える。こういう時にはパックロッドが便利だ。
スピナーを小さな淵で引く。突然ヒット!オショロコマのオレンジ色が水面で炸裂
した。ところが出が渋く、後が続かない。私が3尾、野村さんが2尾釣ったところ
で巨大な堰堤が出現。この堰堤下のプールに巨大な背びれを持つ魚の影を見つけて
私は肝をつぶした。慎重に近づいて、その背びれが動いているところにスピナーを
投げた。スピナー着水と同時に影が砂煙を上げて走る。「しまった!・・」ところ
が群が回遊していると見えて相変わらず影がゆらゆらしている。
今度はラパラを投げてみたが反応なし。野村さんは「あれはサクラだ。」と言うが
私には巨大な「アメマス」に見える。でも、まったくルアーには見向きもされない
のでさすがにあきらめて納竿した。オショロコマ釣りとしては納得出来ない釣果だ
ったが巨大な魚の群と遊べたので満足してOLM会場の尾袋沼へと向かった。
4:50、シーサイドホテルにチェックイン。小雨が降っている中を合羽を着込ん
で歩いて会場へ行く。会場のバーベキューハウスにはすでにひろしさんとnaruse
さんが着いていて、炭を熾し今夜のバーベキューの準備をしていた。
5:30、参加者が揃い、北海道OLMの前夜祭が山男魚さんの乾杯で始まった。ひ
ろしさんはガンガン肉を焼く。肉詰めソーセージはあっという間に無くなった。例
年のように北海の幸が勢揃いでバーベキューを盛り上げる。生ホッケ、まだらの一
夜干し、カレイの一夜干し、から付き生ホタテ、殻付きカキ、巨大なツブ貝、イカ
・・・ジュウジュウと肉の焼ける音。ホタテが焼けて大きな口を開ける。そこにバ
ターをぶち込み、醤油をたらす。醤油の焼けた香りが広がって、もうたまらない。
naruseさんは肉を焼くので大忙し。鵜住居さんとshinyaさんは生ホタテを刺身に
してみんなに配っている。山男魚さんの持ち込んだコーヒー酒あり、ひろしさんの
シングルモルトあり、ムラサさんが持ち込んだ極上の日本酒あり、もちろんビール
は山ほどあり、焼酎あり・・・山男魚さんはすでに全開だ。
山男魚さんはハミングウェイさんにチューを迫る、いやがるハミさん。抵抗むなし
く第一の被害者が出た。ああ山男魚さんどこへ行く・・・
外は雨交じりの冷たい風が吹いているが、そんな天気はなんのその。酒が回って顔
が赤くなると声も大きくなる。どんどん飲んでどんどん声が大きくなっていく。
バーベキューでもう満腹。大満足の前夜祭。
この後、ホテルに場所を移して宴会は続いた。トイレにいたnaruseさんを引きずり
出して襲いかかる山男魚さん。そのいきおいでこっちにも来た。両足をつかんで股
倉に足を突っ込んで「びびびびびぃ〜〜だ!」と叫ぶ。いやはやもう止まらない。
誰か何とかしてくれえ〜〜