松江 徳川十九万石の城下町に漂う



出雲の帰りに松江に寄った。ここは徳川十九万石の城下町。松江城を見学し、
天守閣に登った。小学生にお城の解説をしているボランティアの説明が明瞭で
一緒に勉強させてもらった。天守閣を吹き抜ける風が気持ちよく、しばらくの
間そこで休ませてもらった。どこのお城でも天守閣からの眺望は素晴らしい。
掘り割りを巡る遊覧船がタクシー代わりに使えるので、移動にはもっぱら遊覧
船を使った。船頭さんは皆さん美声で、暗渠で歌なども歌ってくれる。水面近
くから見上げる町並みやお城がきれいで、ゆったりした気分になった。低い橋
に差し掛かると屋根を低く折り畳むので、客は横に寝転ばなければならない。
船内にワーワーという声が上がり、客同士が協力し合う光景は、なかなか計算
されたものだと感心した。                       





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