6月11日、12日に秩父荒川水系の滝川支流ブドウ沢のイワナ生息状況調査を行いました。
この流域は過去に他産地イワナの放流が行われたとの情報があるところです。
参加者は長南さん、関根さん、鵜住居さん、猫ミュウさん、JICKYさん、kazuyaの6名でした。
当初の計画では源頭まで詰めて雁坂峠経由で帰ってくる予定でしたが、天気予報が良くなかったので幕営地点をブドウ沢のずいぶん手前の滝川本流にしました。そのため、標高1450m地点の右岸から流れ込んでくる沢の出合付近までしか調査が出来ませんでした。
イワナは在来種と非在来種との交雑と思われる個体が多かったです。
その特徴は@着色斑点はあるものの数が少なく、色もぼやけていて大きい、A白斑が大きい、というものでした。
また、ここのイワナはサンショウウオを捕食している個体が目立ちました。
調査出発の朝、天気が心配・・・(写真鵜住居さん) | 水量が少なかったので遡行は楽だった |
滝川本流のプールはかなり埋まっていた | ブドウ沢を調査する長南さん |
ブドウ沢の上流部 | 着色斑点はあるが・・・交雑個体か? |
白斑が目立つ明らかな他産地個体 | サンショウウオを捕食してお腹がパンパン |
捕食されていたサンショウウオ | 今回の参加者(写真鵜住居さん) |