【間伐材でログハウスを作ろう】12


荷揚げ、棟上げ、上棟式、屋根張り



2001. 12. 1


12月1日(土)いよいよ屋根を張る日です。奥多摩駅で斉藤さんと待ち合わせ、長
南さんを乗せて舩木山荘前に行くと、すでに吉川さん、ハミングウェイさん、猫みゅ
うさん、山口さん、岸良さん、野村さん、わたるさん、しゃあさん、kazuyaさんが来
ていました。加藤さんと稲垣さんは遅れているようです。斉藤さんの車から荷揚げす
る資材が下ろされると一同からため息がもれました。大量の角材、合板、ロール紙、
屋根材、サッシ窓・・・・これを荷揚げしなければならないのです。       

すぐに荷揚げ開始、まずは垂木を運びます。全員ですぐに分担して担ぎます。合板は
二枚を釘で止め、カスガイを取手用に打ちつけて、そこを掴んで持ち上げます。山道
を登るのがきつく、すぐに大汗をかいてしまいます。やっとの思いで山小屋まで一回
目の荷揚げを済ませ、すぐに棟上げをしました。                

以下の進行状況は写真でお楽しみ下さい。                   

詳しい事はこちら、瀬音の森日記223をご覧下さい。


棟木をポストに打ち込みます。これがなかなか入らなくて困りました。 棟木に垂木を取り付けた状態です。この状態で上棟式を迎えます。

市販の上棟式セットでお飾りを組み立て、棟木に取り付けました。 神主役はハミングウェイさん。お茶の葉とカンナ屑を語弊に見たててお祓いです。

朗々と祝詞(のりと)を読み上げる神主さん。よく通る声が山に響き渡ります。 ハミさんの祝詞を神妙に聞く参加者。不思議と気持ちが引き締まりました。

本来なら餅を捲くのですが、今回は紅白の紙吹雪を捲きました。綺麗です。 上棟式の後は作業開始。全ての垂木を打ちつけて、鼻隠しも垂木で止めます。

ステンレスの釘を使ってラワン合板を上部から打ちつけて行きます。 午前中にここまで出来ました。すごい早さです。吉川さんの満足そうな笑顔。

昼休みは合板をテーブルにしてみんなでそれを囲みました。 相変わらずラーメンなどの温かいメニューが人気。荷揚げで疲れた体に浸みます。

窓枠を当ててみて「あれ?おかしいなあ・・サイズが合わないぞ」と斉藤さん。 合板を止めたあと四隅に水切り板を取り付けている稲垣さんとわたるさん。

いよいよ出番です。ザイルを命綱に谷川の屋根に乗って作業を待つ長南さん。 この高さで屋根を張らなくてはいけません。けっこう高い屋根です。

山側は合板を張っているところ。谷側は防水紙を張っているところです。 こうしてザイルにぶら下がりながら防水紙を張るのは本当に大変な作業です。

アスファルトシングル(屋根材)を防水紙の上に重ねて張っていきます。