瀬音北海道OLMの１日目
急遽北海道OLMに参加する事になりました。
北海道OLM １日目：晴れ
超割チケットが取れず、不参加表明していた北海道OLMにわたるさんのお陰で参加でき
る事になった。わたるさんが参加できなくなり、そのチケットを譲ってもらえることに
なったのだ。実にありがたい話で、今回の北海道OLMの報告はわたるさんへのお礼とし
たい。
中標津空港は涼しいはずだったのに２７度という暑さだった。思いの外良い天気でこの
先の釣りに期待が持てそうな気がしてきた。レンタカーを借りて空港を後にして西春別
のペンション「クローバーハウス」に向かう。窓を全開にして北海道の風を車内に入れ
る。実に快適で爽快なドライブだ。どこまでも真っ直ぐな道が西別川に続いている。
一端宿に着き、チェックインしてから釣りに向かう。私は西さんと二人で炭焼き小屋コ
ースに入る。脱渓点の橋に車をデポし、入渓点の炭焼き小屋まで高橋さんの車で送って
もらう。薮の高橋さんと安達さんは大草原コースに入ることになっている。炭焼き小屋
前で釣り装備に着替えたのだが、意外な暑さに四苦八苦して汗だくになってしまった。
早く川に入って身体を冷まさないと身体中が蒸れてしまいそうだった。
西別川での私の釣り装備を以下紹介。下はポリエステルパンツの上に速乾性の厚いオー
バーパンツを履き、ネオプレーンソックスを履いてその上にチェストハイのバカ長靴を
履く。バカ長の腰部分を布のベルトで締めて足部分の空気を抜く。上は速乾性の肌着の
上に速乾性のシャツを着てその上にラフティングジャケットを着て釣り道具の入ったネ
ットベストを着る。ベストの中のものは全て濡れても良い状態にしておく。帽子はマル
つば帽子、手袋はフリースの手袋、偏光グラスをかける。最後にお助け棒を背中にタス
キがけにしてロッドを持てば釣り装備の完成。朝はシャツの上にフリースのジャケット
を着込む。この状態で気温が２７度あると暑くて大変な事になる。しかし、川に入ると
これでも寒いくらいなのだ。濡れても沈しても大丈夫な装備を追求しているうちにこん
な装備になってしまった。
２時３０分に二人で入渓。川の重い流れに身をゆだねているうちに、やっと身体の火照
りが取れて涼しくなってきた。魚の反応はまずまずで、ポツポツと釣れ続く感じだった
。自作のパールホワイト３センチが好調で着実に釣れていた。西さんはルアーのサイズ
が大きくて最後のフッキングが上手くいかず苦戦していた。
このコースは変化に富んでいるが瀬の多い比較的安全なコースなのだが、入渓時間が遅
かった為に急いで釣らなければならない。普通６時間かかるコースを４時間で釣らなけ
ればないらないのだ。２７〜８センチのアメマスを頭に１５尾、バイトはあるのだが食
いが渋かった。まあ腕の未熟さもあるかもしれないのだがバラしも多かった。
西さんが「もう６時半ですよ！」と言うので急いで岸に上がり帰路につく。急いで脱渓
点の橋を目指すのだが、少々焦りがあった。このまま暗くなったりしたらどうしようも
なくなるのだ。正直脱渓点の橋までどのくらい距離が残っているのかまったく分からな
かったのだ。川の向こう側に車の音が聞こえ、電線が見えたのでためらわずに川を渡る
。薮を突っ切ると目の前に反対側に流れる川がある。一瞬ギョッとしたのだが、この川
では良くある光景だ。大きな蛇行を繰り返す西別川ならではの光景だ。すぐにその川も
渡り、対岸の岸に上がると車の轍のある道に出た。ホッと胸をなで下ろしながらその道
を辿ると、図らずもピンポイントでデポしてある車の所に出た。急いで着替えて宿に向
かった。
宿は西春別温泉・ペンション「クローバーハウス」。ここは先月の下見で発見した温泉
を持つペンションで日帰り入浴５００円、素泊まり６５００円となっている。宿にはす
でに山男魚さんが到着していた。薮の高橋さんと安達さんはまだ帰っていないので、す
ぐに温泉に入り缶ビールを飲んで話しているところに二人が帰ってきた。大草原コース
でフライで頑張っていたとのこと。この川で不利なのは分かっている上でのフライにか
ける執念には驚かされる。
夕食はペンションで食べる。生ビールで乾杯し、つまみを注文するという居酒屋方式の
宴会が始まった。明日からの釣りに期待して宴会は大いに盛り上がった。和室と洋室を
借りていて、和室の方にビール、ワイン、焼酎を持ち込んでの飲み会が引き続き行われ
た。１０時ころ西別川さんが合流し更に盛り上がったが、私は早々とダウンし先に寝さ
せてもらった。
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