瀬音の森ニュース 106


ジャガイモ掘りと秋蕎麦の種まき



2003. 8. 10



8月10日(日)小菅の畑でジャガイモ掘りと秋蕎麦の種まきをしました。

台風10号がまさに接近中の8月9日(土)、立川でチェさんと長南さんを車に乗せ
小菅に向かいました。心配していた道路の通行止めは無く、予定通りの時間に舩木山
荘前の駐車場に到着しました。すぐに畑にジャガイモの様子を見に行ったのは、前日
の情報でこの周辺の畑がイノシシに襲撃されて大きな被害が出ているとのことで、我
々の畑のジャガイモは大丈夫なのかが心配だったのです。            

草ぼうぼうの畑の草取りをするチェさんと長南さん。 川で収穫したジャガイモを洗いました。

畑はいつもと変わらず草に覆われていて、じゃがいも無事でした。あまりに草が多い
ので、さすがのイノシシも、ここにジャガイモがあるとは思えなかったのかもしれま
せん。さっそく柵の中に入り草取りとジャガイモを一部収穫しました。これは今晩の
食料とする分です。川でジャガイモを洗っていると山口さん夫妻が到着。先に来て温
泉でくつろいでいたのだそうです。そのうちにさいとうさん一家とカワニシさん、ひ
ろちゃんが到着しました。お互いに挨拶を交わし、全員で山小屋に向かいました。 

ちょっと掘っただけでこんなにジャガイモが。 長南さんの焚き火の技は見事でした。

湿った木の枝を薪に集め、長南さんが焚き火を熾してくれました。さすがに沢でいつ
も濡れた木を使って焚き火している技は見事です。手早く炭を熾して夕食の準備です
。ひろちゃんの揚げ包み焼きやミニピザ、さいとうさん手作りのチャーシューを白髪
ネギと炒めたものや山口さんが作ってくれたポテトサラダ。初参加のチェさんも大喜
びのご馳走が続きました。                          

さあ、夕食です。いろいろなものが焼かれています。 さいとうさん特製のチャーシューを白髪ネギと炒めて。


みくをギュッと両側から挟むカワニシさんとひろちゃん。 猫ミュウさんが釣ってきたヤマメを焼いて食べるみく。

乾杯ビールの後は焼酎や日本酒が次々出て、台風一過の夜空に出た月に歓声が上がり
、星の夜空に歓声が上がりました。暗くなる前にヤマメを3尾釣ってきてくれた猫ミ
ュウさんはその夜のうちに急用で自宅に帰りました。              

朝の焚き火の煙が立ち上っていきます。 山口さんがうどんを作ってくれました。


思い思いの場所でうどんを食べます。 ビロード状の羽根が美しいクワカミキリの一種。

翌朝、4時起きでモロクボ平まで登山してきたチェさんに驚かされ、恒例の朝プシュ
の後に朝食の準備をしました。朝食は山口さんがうどんを作ってくれました。朝食後
、朝9時到着予定の野村さんを待たずに作業を始めようと、山小屋を片付けて下山し
ました。今日は台風一過の青空で、強い日差しが昼間の気温上昇を予言しています。

晴れた山道を下山します。 まずは畑でジャガイモの収穫です。

下山したら渡部さんがいました。すぐに身支度して全員で畑に向かい、ジャガイモの
収穫と落花生畑の草取りをしました。私は舩木さんの家から耕耘機「コマメちゃん」
を畑に運び、車輪を耕耘用の刃に取り替えました。さっそくジャガイモ収穫後の畑を
耕耘します。掘り残されたジャガイモがコロコロ飛び出してきました。それにしても
暑い日でした。ずっと畑で作業していると日射病で倒れそうなくらい暑い日でした。

落花生の畑を草取りします。 野村さんとチェさん。


渡部さんがコマメちゃんを操縦しています。 こんなにきれいになりました。秋にはおいしいピーナッツ。

作業を終え、日陰に移動し、野村さん持参のウドンを煮て、斉藤さんが味噌を焼いて
「冷や汁」を作ってくれました。このウドンと「冷や汁」が絶妙の組み合わせで、ザ
ル一杯のうどんがあっという間に無くなって、追加を作る有り様でした。ひろちゃん
がデザートに梨を剥いてくれ、渡部さんがコーヒーを炒れてくれて満足の昼食であり
ました。みなさん、ご馳走さまでした。                    

木陰でお昼の出来上がり。讃岐うどんと「冷や汁」の組み合わせ。 ひろちゃんとカワニシさん。おいしそう、でも、暑そうです。


渡部さんとチェさんは日陰で並んで食べてます。 長南さんもおいしそう。


りくの手に留まって逃げなかったサカハチチョウ夏型の雄。 渡部さんがコーヒーを、ひろちゃんがデザートを。


抜けるような青空が広がっていました。