瀬音の森ニュース 116


西木村で紙風船上げを手伝う



2004. 1. 17/18



念願の西木村「紙風船上げ」に参加し、お手伝いをしました。

2月9日、10日と秋田県の西木村に行き、伝統のお祭り「紙風船上げ」のお手伝いを
した。前日から秋田入りしていたハミングウェイさん、渡部さん、稲垣さん、坪井さん
ご夫妻、岡田さん6名と田沢湖駅で合流し、スノーシューハイクや露天風呂を楽しんだ
。9日の宿は田沢湖畔のホテル。夜に産業課の高橋さんが美味しいお酒を差し入れてく
れて盛り上がった。                              

ホテルの窓からは幻想的な田沢湖の風景が広がっていた。 いざ、スノーシューハイクへ。準備する岡田さんと渡部さん。


雪原を歩く。前の人がラッセルした道が歩きやすい。 何百年ここに立っていたのか・・巨大なブナが出迎えてくれた。


巨大なブナを下から仰ぎ見る。 東北のブナは肌が美しい。美人ブナの横でハミさんと岡田さん。


巨木の森を彷徨うように歩き回る。人間が小さく見える。 遠くの山と足下の川を眺めながら、渡部さんの一服。

翌朝そそくさと食事を済ませ、西木村の桁沢集落に向かう。産業課の阿部さん出身の集
落で、今日はここでお手伝いをすることになっている。料理作りをする集落会館に女性
陣を残し、男性陣はお祭り会場でテントを設営するのを手伝う。稲垣さんは慣れた手つ
きで大活躍だった。テントの後はストーブと煙突の設置。そして大鍋2台の設置と忙し
い作業が続いた。                               

桁沢集落にある阿部さんの家。ここが我々の拠点となる。 会場でのテント設営。鮮やかな手際で家が出来ていく。


ストーブ3台を設置し、煙突を取り付ける。 大鍋を2台設置し、こちらも煙突を取り付ける。


この広い会場が人でいっぱいになるらしい。 集落会館では女性陣による料理作りが佳境に入っていた。

昼食は集落会館で済ませ、急いで荷物を積んで会場に戻り、女性陣が仕込んでくれた料
理の仕上げや焼き物の炭熾しなどに励む。私はフランクフルトの担当になり、炭火の前
で汗を流した。目標1000本(1本100円)、果たして売れるか!?      

お昼は集落会館で食べた。お祭りだから昼から酒が出る。 にぎやかな秋田弁が充満する狭い空間は熱気に溢れていた。


売り物の一部。上が練り物(500円)で下が笹もち(300円) 軽トラに餅花を積み込んで会場に出発する。


積み込む物が沢山ある、なんと軽トラに5台も 大鍋で山菜鍋の仕込みが始まる。比内地鶏がいっぱい入って美味しそう。


鍋の味付け。湯気が人を招き寄せる。 角館町からやってきた「火振りかまくら」の準備。カヤの炭俵を燃やす。


岡田さん、売り子に変身。 坪井さんも売り子になって笹餅の前に立つ。


舞台では太鼓の演舞が始まった。 神事が行われたかまくら。奥の赤い御幣に神様が降臨している。


中学生による舞の始まり。未来の小町娘が大集合。 紙風船上げ昼の部の始まり。小中学生が作った紙風船が上がる。


書いてある内容も子供らしいものが多い。 西木村のシンボルを描いた紙風船も上がった。


夜の部の紙風船はみな大きい。桁沢集落の「秀吉」も巨大。 巨大な「秀吉」が夜空に飛翔する。


集落からの心づくし「瀬音の森・紙風船」これは嬉しかった。 となりで上がった紙風船。


各風船は披露の意味でぐるりと回されてから・・ 上げられる。夜空に飛び立つ「瀬音の森・紙風船」。


風のない夜だった。風船は夜空にまっすぐ登っていった。 次から次に何個も何個も・・・じつに幻想的な光景だった。


フランク完売!祭りも終わり、片づけの始まり。 表敬訪問の布谷課長を囲む渡部さんと私。


集落会館に戻り、慰労会の始まり。皆さん良くお飲みになる。 少々疲れ気味の応援隊。私も早々にダウン。フランク売りで燃え尽きた。


翌朝、集落会館で朝食後、会場のテントを片付けた。 大人数でやるので、あっという間に片付け終了。


お祭り最後の紙風船。焚き火の熱気でどこまでも飛んでいった。 桁沢集落の集合写真。皆さん、お疲れさまでした。

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カンデッコの掛かったご神木。カンデッコとはいったい??? 神社の横にいわれを書いた看板が立っていました。

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ご神木の下で立ちつくす参加者。謎のカンデッコについては次回!こうご期待!