瀬音の森ニュース 122


源流部会:山菜ツアー



2004. 4. 24.25



4月24日、25日の二日間、源流部会主催の妙高高原山菜ツアーに参加しました。

高速道路を走り、集合場所の妙高高原ICに向かっている途中で、快晴だった天気が突然
雨から雪になり、路面も真っ白に変わってしまった。あまりの変わりようにいささか慌
てたが、幸いタイヤがスタッドレスだったのでそのまま集合場所に向かった。途中、藪
澤さんと合流し、地図を確認しながら集合場所の山荘に向かった。         

本当にこの時はどうなる事か・・という気分だった。雪はさらに激しさを増し、4月だ
というのに雪山になってしまった。これ以上降り積もったら車での脱出は不可能になる
かもしれない・・などと考えながら山荘に到着した。昨夜から来ていたのは渡部さん、
長南さん、鵜住居さん、石川さん、kazuyaさん、関根さん、安谷さん、平山さんの8人
で、石油ストーブの回りを囲んで暖を取っていた。                

しばらくしてハミングウェイさんから連絡があり、駅まで私が迎えに行くことになった
。渡部さんと二人で駅前にいるハミングウェイさん、琥珀さん、岡田さん、河西さん、
佐藤さん、西園さんと合流し、昼食用にカップラーメンを人数分買った。猫ミュウさん
と土筆さんも合流し山荘に向かう。これで参加予定の18人が全員揃った。雪は相変わ
らず降り続いていた。                             

山荘でひと休みして全員の自己紹介をしてから小振りになった雪の中に釣り、山菜採り
、山荘の回りの間伐隊に別れて作業に入った。私はkazuyaさん、長南さん、藪沢さん
と一緒に間伐を行った。別荘地なので電線があちこちに張ってあり、伐倒方向に神経を
使う間伐になった。うっかり電線を切ってしまうと大変な事になってしまうので慎重に
作業した。倒したカラマツはすぐに短く玉切りし、すぐに割れるようにしておいた。 

カラマツにラダーをかけて登り、ロープをかける。(P:ハミさん) チェーンソーで切る(P:ハミさん)


背の高いカラマツは倒す方向が難しい(P:ハミさん) 雪の中で玉切りをする渡部さん(P:ハミさん)


私も玉切りをする(P:ハミさん) 玉切りした丸太を運ぶカワニシさん(P:ハミさん)


間伐したカラマツを玉切りした。 間伐しながら周辺を片付けるkazuyaさん。


今回お世話になった山荘。シーダーログの快適な山荘でした。 カンアオイ(ギフチョウの食草)の群落を柵で保護する。


雪の中で採ってきた山菜の一部。 山菜の解説を安谷さんにしてもらいました。


玉切りしたカラマツを薪割りするkazuyaさん。 渡部さんも薪割りに参加。


雪が上がり晴れてきた。山桜咲く山荘前を散歩する河西さん。 花柄に細かい毛があるカスミザクラ。


コゴミを採るkazuyaさん。 平山さんにショウジョウバカマの花を教えてもらった。


キクザキイチゲの花。これはキンポウゲ科なので食べられない。 落ち葉の間から、珍しいシュンランの花。


庭にテントを張り、岡田さん、佐藤さん、西園さんが宿泊。 採ってきた山菜の下処理を全員で行う。


渡部さんが生だこを処理して調理してくれた。絶品でした。 安谷さんがプロ顔負けの腕で揚げてくれた山菜天ぷら。サクサク!!


コゴミは茹でてマヨネーズ和えにしました。これも美味しかった。 釣りに、山菜採りに、料理に大活躍だった関根さんと安谷さん。


お酒が回り、おしいい料理に大歓声の宴会が始まりました。 釣り談義に花が咲く、猫ミュウさんと琥珀さん。


チュウハイ缶を手に上機嫌な河西さん。 だいぶ回って、酔っぱらい状態になってきました。


平山さんが作ってくれたコシアブラおにぎりを手に渡部さん。 朝食は外で・・みそ汁をよそる渡部さん。


これがコシアブラおにぎり。絶妙な味のおにぎりでした。 食事は外で焚き火を囲んで食べました。


kazuyaさんがナラタケ菌被害のドイツトウヒ林の解説をしました。 真剣に聞く参加者。ナラタケ菌の実態に興味津々でした。


大きなハリギリの木に登って新芽を採る関根さん。 カラマツの間伐木はこれだけの薪になりました。


山荘の横に全員集合して記念写真を撮りました。皆さん、ごちそうさまでした。