瀬音の森ニュース 132


秩父で樹木勉強会を開催しました



2004. 11. 13



人間が利用する形での樹木(製材したもの)についての勉強会を開きました。

今までの瀬音の森勉強会は主に山野に生えている樹木について行ってきましたが、製材
した後の樹木は勉強していませんでした。今回、会員の関根さんが提案して、製材した
後の樹木について初めての勉強会を開催しました。書家でもある関根さんが、自身の筆
による刻字作品を36種類の材で製作し、その作品発表会を兼ねて、36種類の樹木(
板)について勉強しました。                          

樹木名の由来、樹木の特徴、製材された後の特徴、何に使われているかについてなどの
詳細な冊子が出来上がっており、その冊子をテキストに解説が行われました。途中、木
工家でもある杉田さんの加工などの実践についての解説が入り、充実した勉強会になり
ました。36種類の材がズラリと並べられ、それを何の木か当てるというスリリングな
ゲーム要素もあり、会場は笑い声に包まれました。木目だけで何の木か当てるのはなか
なか難しくて、多少あった自信がもろくも崩れて行きました。私自身、とても良い勉強
になりました。次回は12月11日(土)に開催されます。            

朝、管理棟前の川を見ながら魚の話をしている参加者。 薪の積み替えをしている白瀧さん。


藪澤賢治さんが一輪車で薪を運んでいます。 入り口横に薪を積み替えました。


関根さんの刻字作品36点が並べられています。 日差しの暖かいログハウスで勉強会が始まりました。


本日の先生は関根さん。素晴らしい作品と解説本がテキストに。 作品の一例。これはイチョウ。針葉樹だって、知ってましたか?


熱の入った解説が続き、参加者も真剣にメモを取ります。 長南さんが自分の会の名前でもある「サワグルミ」を撮っています。


杉田さんがカヤの碁盤にどう線を引くかを教えてくれました。 解説を夢中になって聞いていたら夕方になってしまいました。


今日は半分しか終わりませんでした。残りは次回です。

私は夕方帰ってしまったので、続きはこちら 渡部さんのホームページでご覧下さい。