瀬音の森ニュース 171


井戸沢エコツアーに参加



2006. 5. 27/28



源流部会のイベントに参加してきました。井戸沢周辺の自然研究です。

5月27日28日の二日間、源流部会のイベントである井戸沢エコツアーに参加してき
ました。本格的な沢登りは初めてということで、準備も入念に行い、やや緊張しながら
の参加でした。あいにくの雨模様でしたが、遡行に問題はなく、実に中身の濃い二日間
を過ごして来ました。取り急ぎ行動の概要だけ報告しておきます。         

大洞林道終点のゲート前、朝4時半。 ヒゲのない関根さんが保存会の看板を持ってやってきた。


惣小屋沢への降り口に保存会の看板を設置する。釣り人への警鐘。 惣小屋沢と井戸沢の出会いで休憩中。いよいよ沢へ。


長南さんと関根さんは深い淵を簡単にへつる。 膝上くらいの水深で容易に遡行が出来たので助かった。


ところどころ厳しい場所には残置ロープがつけてある。 大きな岩は登るのも大変だが降りるのも大変だ。


眼前に瀧が現れると壮大さに感動する間もなく高巻きに入る。 巨大な淵も同様で、足元の滑る高巻きが増えてくる。


難所のキンチジミは大高巻きとなる。 やっとテン場に到着したのは昼過ぎだった。


関根さんはさっそく看板の設置をする。 雨の中で焚き火をしながら体を暖める。


長南さんが最初のイワナを釣った。 私も釣った。でもこの1尾のみだった。


猫ミュウさんも関根さんも釣っているがイワナの機嫌は悪かった。 夕方、テン場に戻り夕食の準備が始まった。


朝、関根さんが釣りをしている。10センチくらい増水していた。 昼前にテン場の撤収を行い、帰路の準備をする。


最後に集合写真を河原で撮った。 踏みあと頼りの鹿道を帰る。トラバース中に見えた対岸の風景。


山の神が祀ってあるやせ尾根で大休止。もう膝がガクガクしている。 通称「鹿の楽園」の巨木林にて。これはトチノキ。


奥山でわずかに伐採を逃れた巨木林。ここは素晴らしい森だった。 背の高いブナの木に感動。


このブナの根の素晴らしさ。 巨大なミズメには人が入れるウロが出来ていた。

この後の山道は大変厳しく、写真を撮る余裕はありませんでした。素晴らしい体験でしたが
翌日は全身が筋肉痛で、体力の無さを通過しました。