瀬音の森ニュース 177


炭材料の広葉樹間伐



2006. 9. 30



炭焼き窯作りが再開し、今日は炭にする広葉樹の間伐をしました。

9月30日(土)・10月1日(日)の二日間、正丸オートキャンプ場で炭焼き窯作り
の作業を行いました。作業はユンボの故障で粘土掘りが出来ず、専門業者に後日依頼す
ることにして、炭の材料になる広葉樹の間伐を行いました。キャンプ場向かいの別荘地
内のコナラ、クヌギ、リョウブ、ヤマザクラなどの広葉樹間伐しました。別荘に日が当
たるようにして欲しいという住人の意向で行ったものですが、我々にとっては上等な炭
の材料が確保できるという有り難い作業でした。                 

渡部さん、関根さんと杉田さんを加えた4人で作業しました。広葉樹は針葉樹と違い、
伐採する時の危険度が大きいと言われています。幹が曲がっていたり、枝が不均等に張
っていたりして重心が偏っており、どこに倒れるか予測が難しいからです。また、別荘
の周囲には電線が張り巡らされているので、それを切らないように、今回はチルホール
と引き綱を使い、テンションを掛けながら引き倒す方法で安全に作業しました。杉田さ
んに教わりながら1本1本確実に倒し、良い勉強になりました。最後の玉切り作業には
前川さんも到着して手伝ってくれました。私は用事があり土曜日のみの作業でした。 

朝、薪割りをする渡部さん。みるみる出来上がる薪の山。 渡部さんが入れてくれたコーヒーを飲みながらひと休み。


コナラにラダーを掛け、ロープを付けている関根さん。 まずはお手本で杉田さんがチェーンソーで倒します。


倒したコナラは貴重な炭の材料。90cmに玉切ります。 リョウブの木を倒します。乾くと堅い木も生は柔らかい。


別荘前のヤマザクラをチルで引く関根さん。倒す方向を決める。 倒したクヌギ。これから90cmに玉切ります。


太いアオダモにロープを掛ける関根さん。 ヤマザクラの枝処理をしている渡部さん。枝も貴重な材料。


関根さんがアオダモを玉切りしています。 こちらもアオダモ。枝処理をしている渡部さん。


前川さんがやってきた。すぐにお手伝い。 玉切りした炭の材料。これは素晴らしい炭になりそう。


細かい枝や葉を片付けて本日の作業を終了しました。