瀬音の森ニュース 258


ムクゲ公園コナラ間伐



2013. 3. 3



ムクゲ自然公園でのコナラ間伐作業に参加、玉切りと運搬を行った。


3月3日(日)皆野町にあるムクゲ自然公園にて、前回切り倒したコナラの玉切りと
運搬を行った。作業開始時間は午前十時。瀬音の掲示板で呼びかけて、参加したメン
バーは呼びかけ人の関根さんを筆頭に、安谷さん、長南さん、野村さん、山崎さん、
藪澤賢治さん、kurooの7人。これに酒井さんと嶋崎さん、東大演習林から齋藤さん
、群馬から参加された女性(名前が聞き取れませんでした、申し訳ありません)の4
名を加えて、総勢11名の作業となった。                   

参加者が輪になって自己紹介。 作業の注意事項や分担が連絡された。

全員が輪になって自己紹介から始まった作業は、玉切りと運搬。私はチェーンソー持
参で玉切りを担当。太いコナラは切るのも大変だが。運ぶのも大変だ。特に野村さん
と山崎さんは腰に爆弾を抱えているので大変だったと思う。           
倒されているコナラをひたすら玉切りする。チェーンソーは2万5千円かけてオーバ
ーホールしたのですこぶる調子がいい。エンジンを回しっぱなしなのですぐにガソリ
ン切れになる。午前中だけで二回ガソリン補給をした。             

玉切りをする安谷さん。 重いコナラの丸太を軽々と運ぶ長南さん。


腰の痛みをがまんして丸太を運ぶ野村さん。 チェーンソーが調子いいので気分良く玉切りするkuroo。


これが古墳の丘で、今日の作業地。 すこし早かったけど昼休み。

昼には少し早かったのだが、休憩からそのまま昼休みにする。ガスで湯を沸かしてカ
ップ麺を食べる。この時期の野外作業では温かいカップ麺が旨い。みんなそれぞれに
思い思いの昼ご飯。終わったらそれぞれ腰のストレッチをしていた。ゆっくりやれば
いいよ、と言われても重いものは重い。昼頃には腰が悲鳴をあげていたはずだ。  

古墳前の広場で昼休み。長南さんと野村さん。 同じく山崎さんと藪澤賢治さん。


昼休みも終わり、さあ午後の作業開始だ。 午後も延々と玉切り作業。足場の悪いところが多い。

午後も同じ作業を続ける。必死にやっていたら自分の腰が悲鳴を上げてきた。終了予
定の3時より30分以上早くギブアップ。みんなと同じ運搬作業に変えた。玉切りし
たコナラも太いものはとにかく重い。長南さんは我々よりひとまわり太い丸太を軽々
と運ぶ。「腰が痛い痛い」と言いながら野村さんも休まずにやっている。それを見て
いると休む訳にもいかず、がんばる。                     

古墳の斜面で参加者が動き回っている。 黙々と作業する嶋崎さん。


午後3時、作業終了の合図。午後の陽射しが斜めに射している。 積み上げた丸太の山の前で集合写真を撮る。

作業は3時に終了。集合写真を撮る。嶋崎さんが積み上げた丸太が美しいこと。思わ
ず、さも自分がやったかのように記念写真を撮る。その後、汗まみれになった服を着
替えて文芸館に向かう。文芸館では来園した方に甘酒のサービスをしているので、そ
れをご馳走になる。ついでに持参した出来たてほやほやの「山里の記憶・第三巻」の
即売会。参加者には優先的に販売。                      

丸太の山の前で関根さん。 嶋崎さんが積んだ美しい丸太の山。

ムクゲ自然公園は今「秩父紅」という赤い福寿草が咲いている。ロウバイもいい香り
がしているし、マンサクの黄色い花も咲いていた。一足早く花の春を満喫した。また
大西暢夫さんの写真展も美術館で開催している。3月10日(日)には大西暢夫さん
の講演会も予定されている。来週もまたここに来る。              

今、ムクゲ自然公園はこの「秩父紅」を見に来る人でいっぱいだ。 ロウバイの花が爽やかな香りを運んでくる。