瀬音の森ニュース 270


小菅の山小屋で宴会



2016. 4. 29



小菅の山小屋で久しぶりに宴会をした。


 29日と30日、小菅の山小屋で焚き火宴会をした。参加者はJICkYさんと子ども二
人、白瀧さん、加藤さん、野村さん、kurooの7人だった。            
 山小屋を作ったのは2001年だったから、もう15年経ったことになる。山の所有
者からはずっと使っていいよと言われているが、そろそろ会員の高齢化もあり、体力の
あるうちに解体作業をしなければという話が出ている。今回はその下見も兼ねての山小
屋行きだった。                                
新緑の奥多摩湖。この季節は最高にきれいだ。 小菅の湯に行く谷沿いにたくさんの鯉のぼりが泳いでいた。

山小屋への登山口。ここから約20分の急登で汗をかく。 山小屋は何も変わらずに建っていた。

 朝一番で登山して山小屋に到着。山小屋はしっかりしたもので、何の問題もなく建っ
ていた。窓を開けて空気を入れ、水場で水を汲む準備をする。昨日の雨で水が多く、す
ぐに水が溜まった。タンクをかついで山小屋に帰るとJICkYさん一行が来ていた。子ど
も二人にさっそく焚き火の講習をするJICKYさん。火の使い方は厳しく教える。   
 その間に山小屋の掃除。人が住んでいないので山の動物が使い放題で、まず掃除をし
ないと中に入れない。道具を全部外に出し、中を履いて雑巾掛けする。二階も同じよう
に掃除する。                                 
子ども達が二人だけで火付けの練習。 JICkYさんの指導は厳しい。音を上げても手を貸さない。

苦労の甲斐あって火がついた。子どもはこうして学習する。 焚き火は暖かい。ここでの目的の一つだ。

小屋の掃除が終わり、鍋の仕込みをする。 一段落して焚き火の横でビールを飲む。これがじつに旨い。

 一段落して焚き火の前で缶ビールを飲む。これがじつに旨い。すぐに夕食の準備。今
夜はイノシシ鍋と鹿肉の焼肉を準備する。JICkYさんは大きなニジマスを4尾釣ってき
たので、それを焼こうとしている。                       
 そこに野村さんと白瀧さんが登ってきた。白瀧さんは山小屋に来るのが初めてとのこ
と。これはビックリだった。みんなでワイワイやっているうちに加藤さんも登って来た
。予定より早かったのでビックリしてしまった。「夜の予定だったんだけど、早く出て
来たんで」とのこと。まずは良かった。                     
野村さんは高級な牛肉をたくさん持って来た。すぐにそれを焼き始める。「旨い旨い」
とみんな大喜びだ。三時間タレに漬け込んだ鹿肉も旨かった。           
トイレは屋根が壊れてしまい使い物にならない。次回に撤去だな。 山小屋の裏側。何も変わらずしっかりしたものだ。

大菩薩峠からの登山者が10人ほど下りて来た。「こんにちは」と声をかけると、「こ
れはいいですね、別荘ですか?」と聞かれ、この林の間伐材で作ったログハウスだと説
明する。みんなしきりに感心してくれて、少々鼻が高くなる。           
野菜クズとウインナーで作った野菜炒め。ビールのあて。 吉瀬さんのウドで作ったきんぴら。これは本当に旨かった。

ウインナーを焚き火で焼いて食う。ビールに最高。 野村さんが買ってきた高級牛肉の焼肉。鹿肉も旨かった。

焚き火でニジマスの塩焼きを焼いている子ども達。 焚き火をするのが楽しそうな子ども達。

 子ども達は焚き火でニジマスを焼いている。大人達はビール、赤ワイン、焼酎と宴会
状態になっている。ここで飲む酒は何でも旨い。                 
焼き上がったニジマスにかぶり付く。「旨い」の声が。 デッキでは大人の宴会が始まった。

加藤さん、野村さん、白瀧さん、JICkYさん、kurooの5人。 寒くなった背中を丸めて飲んで食べる。酒もつまみも出て来る。

 野村さんはお酒を飲まずに我慢している。今夜のうちに帰るとのこと。可愛そうに。
暗い中を一人で帰って行った。                         
子ども達も宴会に加わってきた。 寒くなったので白瀧さんと小屋に入って少し休む。

太陽電池パネルの充電システムは今でも健在。電気が9時まで点く。 焚き火で暖まりながらホットワインを飲みまったりと。

 北風が強く、寒くなってきた。フリースを着込んで、改めて焚き火の前でホットワイ
ンを飲む。イノシシ鍋が出来上がったが、みんな寒くて焚き火の回りに集まってきた。
ここは焚き火が自由に出来るのがいいところだ。薪はたっぷりあるし、まったりと焚き
火を楽しむ。                                 
 酔いと疲れが回って、みんなより先に寝てしまったのでその後のことはわからない。


6時に起床。すぐに焚き火に寄って暖まる。そして朝プシュ。 JICkYさんが先に起きて焚き火をおこしてくれていた。

 朝は快晴だった。木漏れ日を浴びる山小屋がきれいだ。焚き火の前で朝プシュをする
のが山小屋での習慣。のどを潤す朝一番のビールが旨い。JICkYさんとサッカーの話な
どをしながらまったりと焚き火を楽しむ。                    
 7時になってみんなが起きてきたので朝飯の準備。イノシシ鍋がたくさん残っている
ので、そこにご飯を入れて雑炊を作る。焼き枯らしたニジマスの身を細く裂いて鍋に入
れる。加藤さんの油揚も入れる。おいしい雑炊が出来たのでみんなで食べた。うどんも
茹でて食べた。                                
朝飯を食べて全員で片付け。 山小屋を元通りにセットする。

今回初参加の白瀧さん。楽しかったようだ。 集合写真。またみんなで遊びましょう。

 食事の後は全員で後片付け。JICkYさんと子ども達と白瀧さんはモロクボ平に登ると
いうので、加藤さんと私は下山して小菅の湯に向かう。小菅の湯の直売場でコシアブラ
を発見。3袋も買い占めた。小菅の湯で焚き火の匂いと体の疲れを洗い流して帰路に着
いた。                                    
 いい山小屋遊びだった。