渓畔林植樹を行いました

東大演習林との共同研究「渓畔林再生」の為の植樹をしました。

４月１３日（土）と１４日（日）の二日間、秩父東大演習林内の豆焼沢にて渓畔林再生の為
の植樹を行いました。これは昨年植樹した苗木が鹿の食害でほぼ全滅してしまったので、そ
のリベンジの植樹でした。今回は大きな苗を植えること、そして鹿の食害に対する様々な手
法を実験しています。ヘキサチューブという白いプラスチックチューブで苗を包んでしまう
方法。また、トウモロコシ繊維で作ったラクトロンというネットをかぶせてしまう方法。「
ザ・バーン」という繊維で樹皮をガードする方法。挿し木、種まき、種と泥を練った団子に
して岩陰にたたきつける方法など様々な方法を駆使して渓畔林の再生を目指します。　　　

午前中は全員で土運びでした。黒土一袋１０kg×１２０袋。腐葉土２２kg×２０袋。苗６０
本、道具類多数・・・みんなで一斉に取りかかりました。２０キロの重量をザックや背負子
で背負い、１００メートル下の河原を目指します。股がぱんぱんに張り、膝がガクガクして
きます。汗が額から流れ落ちます。女性陣も頑張りました。中には男性顔負けの強い人もい
て、男性陣は少なからずショックを受けていたようです。　　　　　　　　　　　　　　　

皆さんのがんばりで予定通り午前中で土と苗運びを終わりました。これは本当にすごいこと
です。マンパワーの偉大さを実感しました。河原で思い思いの昼食を取り午後はいよいよ植
樹です。ツルハシやトウグワで３０センチの深さに穴を掘り、図面に合わせて苗の種類と植
え方に合わせて作業を進めます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

植えた苗はシオジ２０本、ケヤキ２０本、カツラの大苗２０本です。作業は４班に分かれて
行われました。参加者は第１班、にん２さん、みきちゃん、しんちゃん、でんでん、EMIさ
ん、も〜さん、長南さん、斉藤さん、河西さん、尾崎さん、平山さん、細田さん、横澤さん
、にゃんちゅうさんの沢登りチーム１４名でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　

第２班は安谷　修さん、藪の高橋さん、渡邊さん、ひらり〜さん、加藤さん、JICKYさん、
ユーリさん、大村さんの８名。第３班は渡部さん、澤田さん、澤田君、奥貫さん、井上さん
、ハミングウェイさん、琥珀さん、吉田さんの８名。第４班はkuroo、わたるさん、渡辺さ
ん、染谷さん、しゃあさん、内田君、吉川さん、謙太郎君、裕次郎君、英理香ちゃんの１０
名でした。皆さんお疲れさまでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

作業の前に渓畔林とは何か、再生することの意味などを解説するkazuyaさん。	沢登りグループで編成された第１班の作業風景です。一番悪い地盤のところでした。

写真提供渡部さん・初日の作業を終えて集合写真を撮りました。ハミングウェイさん、吉川さん、渡辺さんと３人のお子さんは夕食準備で先に宿舎に帰りました。