瀬音の森ニュース 82


秋蕎麦の脱穀が終わりました



2002. 11. 2



快晴の11月2日(土)小菅で秋蕎麦の脱穀作業を行いました。

参加者はしゃあさん、野村さん、わたるさん、ハミングウェイさん、岡田さん、佐々木さん
、kurooの7人でした。ポカポカと暖かい日差しの下で畑にブルーシートを広げ、干してあ
った蕎麦を木の棍棒で叩いて脱穀します。蕎麦は充分乾燥していて、叩くだけで簡単に落ち
てくれました。この作業は簡単に終わり、次は粗い目のふるいにかけて大きなゴミを取り除
きます。次は「み」の登場。「み」を振って小さなゴミと「しいな」を分離します。なかな
か「み」の扱いが難しかったが昔を思い出しながら作業をしました。          

粗い目のふるいで蕎麦の実を選別します。 「み」に移して、これから小さいゴミを飛ばすところです。

ハミさん一行が到着したところで昼食です。午後は蕎麦の実を確認しながら虫や「しいな」
や石やゴミを取り除く作業です。これが恐ろしく時間のかかる作業で、黙々と進めたのです
が一向に作業がはかどりませんでした。小さい石や丸まった虫が蕎麦の実そっくりで、真剣
にやらないとうっかり混入してしまうのです。おいしい蕎麦を食べるためにはおろそかに出
来ない作業なのです。                               

秋の日はつるべ落としです。あっという間に4時を過ぎ、小菅の湯の最終時間になってしま
いました。終わった分は一升くらいのものでしょうか・・・これは大変な作業です。ここで
作業は打ち切り、次回に持ち越すことにしました。食べる人全員にやってもらいたい作業で
もありますので、もしかしたらこの作業をした分だけ食べられるような形になるかもしれま
せん。                                      

温泉に行く人(ハミさん、野村さん、岡田さん、佐々木さん)と山小屋に登る人(わたるさ
ん、しゃあさん、kuroo)に別れました。山小屋まで登り、今晩の薪を確保します。今回は
丸太を切らずに枝の乾いたものをいっぱい集めました。この方が簡単ですから。薪が集まっ
たところでまず一杯。鍋の準備をしているうちに温泉組も合流し、いよいよ宴会の始まりで
す。ハミさんが大量の食材を買ってきたので、ほとんど食い倒れ宴会の様相を呈してきまし
た。主役のしゃあさんはやる気満々です。佐々木さんが作ってきてくれた「西木村の栗渋皮
煮」はじつに何とも絶品でした。サーロインステーキと赤ワイン、きのこ鍋に日本酒、その
他もろもろのごちそうが次から次に出てとても食べきれません。            

七輪を真ん中に宴会の始まり始まり。さあ喰うぞと声がかかります。 山小屋側から撮った映像。けっこう寒いです。


外の宴会は寒くなって中断し、山小屋の中に入りました。中に入ってからもみんな絶好調で
、会話はますますヒートアップします。今回はしゃあさんがトップギア全開モードです。楽
しい会話は夜遅くまで続きました。私は例によって途中でリタイア、早々に寝袋に潜り込ん
でしまいました。