瀬音の森日記 141
8月の定例会
2000. 8. 10
8月10日(木)青山コピスで定例会が開催された。参加者は大阪から遠来のわっちゃ
ん、猫ミュウさん、稲垣さん、加藤さん、渡部さん、澤田さん、野村さん、JICKYさん
、kurooの9人だった。今回の議題は以下の通り。
●「瀬音の森・くまもと」下刈りの報告と写真紹介。
●「瀬音の森・丹沢」下刈りの報告と写真紹介。
●「瀬音の森・秩父」先日行われた秩父岩魚調査の報告(写真とビデオ)。
●12日・13日の小菅OLMの案内。
●秋田西木村植樹祭、10月8日・9日に決定。その内容の検討。
●建設省河川局のホームページ「川と市民団体」に対して意見する件。
●毎日新聞社説と記事の紹介。
●その他、もろもろ打ち合わせ。
●「瀬音の森・くまもと」「瀬音の森・丹沢」下刈りの報告と写真紹介。
くまもと吉無田の森の下刈りは、参加したJICKYさんの話、写真、安藤博士さんからの
手紙と写真を回覧した。丹沢の下刈りは私が撮影した写真を回覧した。いずれも次回の
会報に掲載の予定。
●「瀬音の森・秩父」先日行われた秩父岩魚調査の報告(写真とビデオ)。
尾崎さん撮影のビデオを鑑賞する予定だったが、青山コピスのビデオモニターが故障し
ていて見ることが出来なかった。参加したJICKYさんとkurooの写真を回覧して、作業
の主旨や方法、今後の流れなどを説明した。
●12日・13日の小菅OLMのご案内。猫ミュウさんから、わっちゃん歓迎小菅OLMの
説明をしてもらった。今回は昨年と違って天気も良さそう。小菅村の東部森林公園キャ
ンプ場で宿泊し、13日には秋蕎麦の種まきを行う予定とのこと。ドタ参も大歓迎とい
う事なので、時間があったら顔を出してみて頂きたい。
●秋田西木村植樹祭、10月8日・9日に決定。その内容の検討。紛糾したのがこれ。
西木村産業課・門脇さんからの手紙と交流植樹祭企画案を提示して、参加者からそれに
ついての意見を聞いたところ、様々な意見が出た。企画案の内容は以下の通り。
10月8日(日)14:00 かたまえ山で植樹作業
15:00 親林活動・どんぐり拾いと播種
・木のネームプレート作り
16:00 湖畔の森音楽会
17:00 交流植樹祭ウエルカムパーティー
10月9日(祝) 6:30 秋の山早朝観察会(きのこ狩りなど)
8:00 朝食「新米ご飯と山の幸料理」
9:00 野外シンポジウム「魅力ある農村づくり」
10:30 解散式
※宿泊はコテージを準備し、宿泊料は事務局が負担。食事代に若干の経費負担あり。
この企画案に対しての参加者の反応は、いささか不満の多いコメントが相次いだ。まず
瀬音の森として参加するのであれば、森林ボランティア作業であるべきだというもの。
往復3万円の出費をして参加する意味があるのか?というもの。林業教室など、この企
画とは別の分科会のようなものが出来ないのか?というもの。イベント参加では行きた
くない、というもの。森づくりという本来の主旨と違うのではないか?というもの。
まとめ役としてはいささか困惑してしまい、さて、どうしたものか・・・という状態に
なってしまった。再度西木村と話し合って欲しいという声をしおに議論を切り上げた。
8月21日(月)に現地西木村で会議があり、それに参加して欲しいとの声を伝えたが
、行けるという人はいなかった。
●建設省河川局のホームページ「川と市民団体」に対して意見する件。会員の佐々木さ
んから出ていた、建設省河川局のホームページに瀬音の森としての主張をアップしたら
どうかという提案について議論した。猫ミュウさんのVAIOでそのホームページを見な
がら話した。どうも、釣り人が多いせいか、河川局に対して良い思いを持っている会員
がおらず、これも厳しいコメントが相次いだ。う〜〜ん、これまたまとめ役としては難
しい判断を求められる事になった。
●毎日新聞社説と記事の紹介。8月9日の毎日新聞社説「森林資源の循環利用を温暖化
抑止の潜在力に」と、記事「森林頼み温室効果ガス削減・燃料消費抑制目指せ」の2本
を解説した。社説の方は総論で、現在森林に求められている事柄を分かりやすく書いて
あり、我々森林ボランティアが目指している事を人に説明するのに絶好の文章になって
いる。記事の方は、日本政府の先送り体質と小手先対応が如実に出ていて興味深いもの
だった。このままでは、日本は京都会議議長国として世界中から笑われそう。
●その他、もろもろ打ち合わせ。わっちゃんから近畿地方の川の現状がどうなっている
かという報告がなされ、「黒部のイワナを守る会」会長との巡り会いのエピソードなど
が報告された。今後興味深い展開になりそうで、わっちゃんに期待すること大!。
わっちゃん歓迎飲み会は渋谷の地鶏屋で・・・あとはまた明日から。