瀬音の森日記 271
12月の間伐教室とリース作り
2002. 12. 14/15
12月14日(土)15日(日)の二日間、間伐教室とリース作り教室を開催した。参
加者はユーリさん、JICKYさん、大村さん、kazuyaさん、こねこさん、岡田さん、ハミ
ングウェイさん、鵜住居さん、猫ミュウさん、しゃあさん、フクロウさん、nyankoさん
、吉川さん、加藤さん、稲垣さん、kurooの16人だった。
先日の大雪がまだいっぱい残っている小菅は寒い寒い朝だった。三々五々集まってきた
参加者が手分けしてリース教室の準備、荷揚げ、舩木山荘の薪割りなどを行った。私は
お酒を荷揚げして、山小屋のデッキの雪かきをして、デポしてあったリース作りの材料
を運び下ろした。ストーブに火が入り、暖かくなった舩木山荘ではさっそくリース作り
教室が始まった。
山荘の外では薪割り大会が始まった。この冬お世話になる舩木山荘の薪作りを依頼され
ており、その薪作りなのだが、この冬使う分だけでも大量の薪が必要になる。チェーン
ソーで玉切りした丸太を4人がかりで割って、薪の山がずんずんと高くなって行く。大
半は乾かす為にベランダに積み、他は縁の下に積み込む。貴重なムキタケの採取スポッ
トだった丸太の山がきれいに薪になってしまった。
部屋の中では暖かいストーブを前にして真剣にリース作りが進んでいる。黙々と静かに
作業が進んでいる。何とか参加者全員にリースを持ち帰ってもらおうと頑張って木の実
やマツカサと格闘していた。途中でkazuyaさんやしゃあさん、吉川さんも加わり、リー
ス作りは暗くなるまで続けられた。外では暗くなったというのに焚き火を囲んで宴会が
続けられており、時折大きな笑い声が聞こえてきた。
夕食はハミングウェイさんが三日間かけて作ったというビーフシチューを食べた。フラ
ンスパンや赤ワインとの相性も抜群で、本当に美味しい冬の味を満喫する事ができた。
湯気を上げるおでんをつまみながら、話の輪が広がっていく。9時半には山小屋で宿泊
するしゃあさん、猫ミュウさん、フクロウさん、nyankoさんが山荘から出て山登りに
向かった。舩木山荘ではギターを抱えたコンサートが始まっている。JICKYさんや吉川
さんが次々に独演会を開き、深夜2時まで演奏会は続いたそうだ。と言うのは、私はそ
のころはすでに大いびきで寝ていたそうな。
翌朝、あり合わせのもので朝食をとり、男性陣は間伐のために山に登った。今回は山小
屋の上部に残された藪のようなヒノキ林を間伐した。ふくろうさんとnyankoさんは大
活躍だった。昼近くなったので山小屋まで下り、kazuyaさんの指導でチルホールと安
全帯の研修を行った。チルホールも安全帯も森林ボランティア団体として必須の道具で
、この道具を安全に使いこなすことが求められているので真剣に勉強した。そして、実
際に使ってみた。まだまだおぼつかない状態だが、そのうちに慣れてくるだろう。そう
何と言っても我々は森林ボランティア団体なのだ。
昼食は女性陣も加えて、しゃあさんのピザを堪能した。ピザ窯で焼いたピザの美味しい
こと美味いこと。いったい何枚のピザを食べただろうか。雪の上で寒い風にさらされな
がら食べるアツアツのピザの旨いこと。思わずビールもすすんでしまう。焚き火にあた
り、体を暖めてから最後の片付けに入ることにした。
午後2時、山小屋も日陰に入り、寒くなって来たので、急いで片付けて下山した。舩木
山荘の後かたづけと掃除をしてゴミを分配し、リースを各家庭に持ち帰ってもらうよう
手配して解散したのは2時半くらいだっただろうか。いつものように舩木さんの家に挨
拶して帰路に向かった。参加された皆さんお疲れさまでした。
シチューもピザも旨かった・・・あとはまた明日から。