瀬音の森日記 289
総会での無記名アンケート
2003. 4. 19
総会の前に「あなたが考える瀬音の森についてお聞かせ下さい。」と題したアンケート
を行った。活動の今後の指針とするべく意見を求めたものだ。記入時間が少なかったの
と急なお願いだったので完全とは言えないが、今後の指針として有意義な意見が多かっ
た。ここにその詳細を記録し、今後の活動の参考としたい。
●あなたにとって瀬音の森はどんな存在でしょうか?
・私にとって命のような存在です。協同作業や飲み会やダベリ会・・すべてが明日への
活力になっています。
・これまで、そしてこれから遊ばせていただくフィールドに対する恩返し。そして、自
分の考え方の物差しになる存在です。
・釣りだけでなく沢や樹木や草花等の自然と関わり合っていく人々と接し、交友を深め
られる癒しのコミュニティー。
・自分の居場所です。普段の生活では味わえないことを経験し、仲間たちとの交流や活
動を通して自分に出来ることを少しずつやって、いろいろな活動に参加することによ
って自分を再発見することが出来ます。
・これから自分にとって大きな存在になっていけばと思っています。(森の事を学びた
いと思っているので)
・気の合う人達と自然に触れあう場。
・無いと生きていけない(笑)
・気楽で何ヶ月ぶりに参加しても気を使わない団体。
・空気のようなもの、自分を成長させてくれる場。
・気のおけない仲間達。
・いやし、なごみ、釣果の少なくなる要因(^^;)
・いやし、ストレス解消になっています。
・生活に潤いを与えてくれる場所。
・自分自身の問題意識(やりたいこと)を発揮できるところ。
・いこいと出会いの場。
●過去の活動で印象に残ったものは何でしたか?
・西木での植樹祭、翌年に植樹した木と再会出来た事。
・1999年の東大演習林勉強会
・豆焼沢の植樹
・小菅川のゴミ拾い(クリーン作戦)
・蕎麦の試食とリース作りが記憶に残っています。
・西木村との交流会
・小菅の山での樹木調査
・どれもが印象に残っていますが、とりわけ坂を上り下りした渓畔林植樹が良い思い出
です。
・いろいろあって、どれといっても・・・いささか困ります。秩父の勉強会のインパク
トが大きいです。
・小菅の森の間伐・枝打ち→小屋造り
・秩父東大演習林勉強会(10月)森の中にあふれている自然の恵みを知る事が出来て
貴重な体験になりました。
・秩父の演習林で歩いた時の事。
・小菅での作業
・第1回、第2回の小菅の間伐作業
・小菅の小屋作り
・最初に間伐をした時に、自分の思うように木が倒れた時。
●今後どんな活動を望みますか?
・若い人を引き込んで継続的に参加してもらえる教育的な活動。
・楽しく、美味しく、地球・地域にやさしい活動。
・渓畔林の再生に関係する活動。
・瀬音の森ならではの個性ある活動。
・いままでの活動の継続、成果が出た段階で、発展的な活動を始めて欲しい。講演会の
ようなインドア活動も良いと思う。
・間伐など初心者の指導などの講習。
・植林、伐採など作業を託する活動。
・勉強会をたくさん
・再生した森の見学会
・インタープリター、エデュケーター的なワークショップを会員以外の人にも広げる場
などの提供。
・体力に自信がない人でも気軽に参加できるイベントを希望します。演習林勉強会時の
観光釣り場でのバーベキューは賛成です!!
・会員の子供達(小学生世代?)を対象にしたネイチャースクール、キャンプみたいな
イベント。
・これ以上増えると大変ではないかと・・・(^^;) 新しい世代を増やしたいですね。
・会員層を拡大して老若男女あらゆる世代の人達と一緒に喜びを無理なく分かち合える
イベントが増えるといいです。
・いろいろな森を見てみたい。北海道の東大富良野演習林の見学ツアーを希望します。
・これまで通りで良いのでは・・・
・間伐と収穫祭などを抱き合わせで行ったらどうか
●その他、何かありましたらご記入ください。
・今年は原点に戻って森と釣り(川ではなく)の連なりを釣り人として考える機会を得
たいと思っています。
・定例会を土曜日にしていただけると出席しやすいのですが・・
・会報を利用して新人紹介などが出来れば良いですね。
・参加率が低いですが、今後ともよろしくお願いします。
・「会」としての組織なのか、ネットワークなのか、会員と非会員のボーダーラインの
ことなど、会費徴収会員(賛助会員?)と非徴収会員(一般会員)のことなど機会が
あったら検討を深められたらいいかな?
・遊びながら学ぶ沢登り等をやりたいです。
以上がアンケート記述の全てだが、じつに様々な瀬音の森の姿が浮かんでくる。我々は
けして群れではなく、一人一人が自立した集団であり、一人一人が瀬音の森との接点を
自分で作り出しているのだということが良く分かる。瀬音の森はコミュニティー、ネッ
トワーク、仲間、様々なキーワードを含む場でありたい。今後の活動の指針もこの中に
あるし、これからも様々な情報と活動を一人一人の会員と共有して行きたいと思う。
ひとりひとりが瀬音の森・・・あとはまた明日から。