瀬音の森日記 407
土筆さんのお別れ会
2006. 9. 8
９月８日（金）午後１時から土筆さんの仮葬儀（お別れ会）が調布総合斎場で行われた
。猫さんのご両親も列席した。本来ならご夫婦揃って葬儀を行いたいところなのだが、
未だ猫さんの遺体が発見されていない現状では致し方ない。猫さんのご両親も出来れば
一緒にと言っていたのだが、斎場側では遺体のない葬儀は難しいという判断になり、今
回の形に落ち着いたようだ。瀬音の森からの参加者はJICKYさん、ユーリさん、ハミン
グウェイさん、野村さん、渡部さん、吉瀬さん、わたるさん、渡辺幸世さん、BAJAさ
ん、岡田さん、佐藤百合さん、加藤さん、鵜住居さん、白瀧さん、石田さん、前川さん
、NAKANOさん、イナさん、こねこさん、kurooの２０名だった。
調布総合斎場へは車で行った。駐車場に着いたらちょうど野村さんが来たところだった
。話しているうちにワタルさんが奥さんと一緒に来てくれた。斎場の待合室では吉瀬さ
んや加藤さん、イナさん。渡部さんがすでに集まっていた。ぞくぞくと瀬音の森のメン
バーがやってきた。BAJAさんも来てくれた。皆一様に言葉が少ない。猫さんの遺体が
発見されない事も皆の気持ちを沈ませている一因だ。土筆さんのご両親が挨拶に見えた
。感謝の言葉をもらっても返す言葉が無い。少しずつ持ってきた写真などを見ながら土
筆さんの思い出話をしていた。
定刻になり仮葬儀が始まった。会場には土筆さんが好きだったユーミンの歌が流されて
いた。目の前のご両親が涙を流すと皆こらえられなくなり、会場のあちこちからすすり
泣く声が聞こえた。焼香を済ませ控え室に戻るときに会場に入りきれない大勢の参列者
を見て驚いた。土筆さんの会社の人が多かったようだ。土筆さんの人柄が偲ばれる。待
合室で時間を過ごし出棺の時間を待つ。出棺前に最後のお別れ。お棺に花を入れる。土
筆さんはきれいに化粧されていて額の傷も消えていた。そして出棺。斎場の外で並んで
出棺を見送る。両手を合わせ冥福を祈る。猫さんはまだ海にいるのが悲しい。
出棺を見送り、何となくみんなで近くのファミレスに向かった。黒い服の集団が突然入
るのは店にとって迷惑だろうが、この際そんな事も言っていられない。今後の相談など
もしなければならないのだ。話し合っているうちに、急遽１０日の日曜日に伊東で追悼
集会をやろうということになった。一応、そういう事もあるかと思い、調べておいた伊
東漁協の資料から遊漁船の一つに連絡を取り、船を出してもらえることになった。海と
陸の双方から花を手向け、難しいだろうが捜索もしてみたいという事になった。
自宅に帰って今日のお礼と日曜日の伊東での追悼集会について瀬音の森ホームページの
掲示板に報告した。内容は次の通り。
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報告とお知らせ
故高橋土筆さんのお別れ会が本日、調布総合斎場にて執り行われました。
参加された皆さんお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
平日にかかわらず２０名以上の瀬音の森会員の皆さんにご参集いただきました。
さて、来る９月１０日（日）伊豆伊東市にて高橋ご夫妻追悼の集会を開催する
運びとなりましたのでご案内致します。参加希望の方は事務局までご連絡ください。
集合場所：伊東市海岸駐車場
集合時間：午前１０時
内容：・舟をチャーターし、川奈崎沖を３時間ほど捜索を兼ねた航行を行う。
・船上から花束で葬送。
・川奈崎遭難現場での花束葬送。
チャーター船：伊東漁協所属 栄洋丸
乗船人員１２名
電話0557-00-0000
携帯090-0000-0000
緊急連絡先：黒沢携帯：090-0000-0000
※当日参加者の数により舟組と現場組に振り分けます。
※舟に乗る方は合羽・長靴などの装備をご持参ください。
※川奈崎現場に行かれる方は足ごしらえを万全な装備でお出でください。
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