瀬音の森日記 422


炭材料の薪割り



2006. 11. 11


11月11日(土)本来は炭焼き窯作りの日だったのだが、朝からの雨と杉田さんの都
合が悪くなったために、炭材料の薪割りをするだけで終わった。参加者は渡部さん、タ
ンポポ屋台さん、NAKANOさん、ハミングウェイさん、関根さん、長南さん、鵜住居さ
ん、kurooの8名だった。                           

朝からパラパラと小雨の降る天気だった。何とか1日保ってくれれば・・という願いも
空しくキャンプ場には冷たい雨が降ってきた。三々五々集まった参加者は焚き火を囲ん
で談笑していた。そこに杉田さんがやってきて、鹿肉のブロックを提供してくれた。凍
った肉を削りながら焼き、醤油を付けて食べる。何とも柔らかくて美味しい焼き肉だっ
た。この鹿肉は杉田さんが近くで捕獲したもので、ロース肉の最上級部位とのこと。実
に美味しい肉で、食べながら何となくそのまま昼食になってしまった。       

午後になって雨も小降りになり、作業が出来そうになってきたので全員で薪割り。薪割
りと言っても一抱えもある太さの90センチのナラやクヌギだから簡単に割ることは出
来ない。「矢」と呼ばれる鉄製のくさびを使って割る、とても腕力が必要な薪割りだ。
炭の材料にするには4等分か8等分に割らなければならない。皆、汗びっしょりになっ
て割っていた。特にタンポポ屋台さんはマイ斧の使い初めだったので張り切っていた。
次から次へと太い丸太に挑むが、なかなか手こずっているようだった。渡部さんや関根
さんはもう慣れたもので、確実に太い丸太を割っていた。             

汗をかいて薪を割り、積み上げれば本日の作業は終了。杉田さんが所用で帰ったため、
キャンプ場の施設利用が出来ないということで、そのまま終了解散となった。焚き火で
体を暖め、駅に向かうタンポポ屋台さんを車で送り、そのまま帰宅した。短い時間だっ
たが集中した薪割りが出来たので、気分は爽やかだ。残りの作業は次回に進めるしかな
い。天気が悪いとなかなか思ったように進まないものだ。             

参加された皆さん、お疲れさまでした。