瀬音の森日記 441




白浜海遊びオフ開催



2007. 8. 25.26


8月25日(土)と26日(日)の二日間、快晴の夏空に恵まれ、海遊びオフを楽しん
だ。参加者は加藤さん、イナさん、関根さん、ハミングウェイさん、加藤栄光さん、齊
藤さん、ミクちゃん、JICKYさん、ユーリさん、桂太君、kurooの11名だった。  

朝7時、東京駅の丸の内出口で待ち合わせ、私のレガシィに5人乗りという狭い環境で
2時間。新しく開通した館山道のおかげで、南房総館山の根本海岸にある稲垣コテージ
に着いたのが午前9時。さっそく着替えて海に行った。この日は中潮で干潮が8時50
分だったので、磯遊びの時間をその時間に設定していた。忙しかったけれど、狙い通り
磯は潮が引いた状態で、たやすく潜って遊ぶことが出来た。            

磯ではカジメ(昆布の一種)やホンダワラの海草の中でシッタカを獲った。海底にもあ
るのだが、カジメに付いているシッタカの方が砂を噛んでいないので、もっぱらカジメ
に付いているシッタカを狙って獲った。もちろん、アワビや伊勢エビも探したのだが、
我々素人にはその姿さえも見つけることが出来ない。干潮の時間が過ぎると、徐々に波
も高くなり、潮が動いてきた。体も冷えて来たので磯から上がって休んだりしながら3
時間ほど過ごした。私の獲物は小さいベラ1尾とシッタカのみだった。       

磯で遊んだあとは、コテージに戻って隣の民宿のテラスで昼食。生ビールがじつに美味
い。炎天下の浜辺で飲む冷たい生ビール。これ以上のシチュエーションはない。磯で獲
ってきたばかりのシッタカを茹でてもらい、これを肴に1杯、2杯とジョッキを重ねて
いく。民宿のご主人がイサキの塩焼きやひじきの煮物をサービスで出してくれて、ます
ますビールが進んでいった。みくちゃんがシッタカを剥いてくれる。目の前の砂浜に着
陸するパラグライダーを見ながら、波の音に包まれてビールが体を浸していく。もうひ
と休みしてからでないと動けない。                       

午後はしばらく休憩して、何人かは夕方から釣りに行った。食当の私は宴会の料理を作
っていた。そこにJICKYさん、ユーリさん、桂太くんが到着。さっそくJICKYさんにア
ジのさばきとタタキ作りをやってもらった。釣り組がボウズで帰還し、外も暗くなった
てきたので、炭を熾してバーベキューを始めることにした。炭火で焼く肉やホルモンに
加えて野菜料理が勢揃いして楽しい宴会が始まった。夜が更けるにつれてお酒が回り、
一人二人と轟沈。中抜けした私とJICKYさんが会場に戻った時は加藤さんとイナさんと
関根さんがいるだけだった。それからしばらく話ながら伊勢エビのみそ汁や冷や汁でご
飯を食べ宴会の締めにした。                          

二日目も快晴。朝から暑い日だった。朝食は野菜炒め、納豆、サンマの塩焼き、冷や汁
と豪華版。磯遊びも二日目となり、今日は大潮で昨日より更に水位が低くなっている。
今日はターフではなく、浜辺にパラソルを2本立て、日陰を確保する。磯は水の透明度
も高く、磯遊びの楽しさが実感できる日でした。磯の波のまにまに漂って波に同化して
いると、人間が海の生物から進化してきたことが実感としてよく分かる気がした。潜っ
て波にあおられるのがとても楽しかった。今回初めて海の中で伊勢エビを発見する事が
出来たのが収穫だった。残念ながら突く事は出来なかったが、生息環境は何となく分か
った気がする。捕獲は次回のお楽しみにしたい。                 

午前中を磯で遊び、コテージに戻るとイナさんが「獲物は無いの? じゃ、これからち
ょっと行って来るわ・・」と加藤さんと二人で目の前の海へ。30分程で戻って来た時
はザル一杯の伊勢エビとアワビやサザエが一緒だった。「みんなで分けてお土産にすれ
ば」とさらっと言う。我々があれだけ時間をかけても関根さんのトコブシ1個だったの
に、さすがにプロは違う。さっそくみんなでワイワイ言いながら分けて、獲り立ての海
の幸をお土産にした。