瀬音の森日記 473
山崎山林の下見
2008. 10. 25
1月から間伐作業に入る山崎山林の下見をした。
10月25日(土)日立北インター近くの山崎山林を間伐下見に行った。会員の山崎さん
所有の山林をどう手入れするかを検討する下見だった。参加者は山崎さん。長南さん、久
しぶりに顔を出してくれたNOBEさん、kurooの4人だった。
和光のインターで外環に乗り、日立北インターまでおよそ1時間半。高速料金は3650円
だった。インターを下りてすぐ左折して山にはいるとすぐに目的の駐車場があった。車を
止めて身支度しているところにNOBEさんが到着。久しぶりに会うので会話が弾んだ。仕
事があって作業には参加できないとのことで、そこでNOBEさんとは別れたが、久しぶり
の再会が嬉しかった。
3人で山に入る。入り口に大きな枯れ木が道をふさいでいたので、チェーンソーで玉切り
して横に寄せる。境界の目印を探しながら敷地外周を歩く。山はまったく手入れがされて
ないが、踏みあとは付いているので歩くには問題ない。あちこちに枯れ木が立っていたり
ツルに巻かれた木がある。これを整理するだけでかなり見通しは良くなりそうだ。外周が
南に向かうと道は一転藪状になった。日当たりの良い場所は小さい照葉樹がびっしりと生
えていて道をふさいでいる。さっそく道を確保する作業開始。小一時間かかって歩けるよ
うに整備した。
尾根を越え、北側斜面に戻る。ヒノキは背が低く枝が四方に伸び放題になっている。窪地
に大きなヤマザクラが立っていた。背の低いヒノキの横の斜面を直登する。あちこちにナ
ラタケが出ていた。状態の良いものを採集し、袋に確保する。歩き回りながら拠点に出来
そうな平地を探す。入り口のほど近くに良い平地があった。さっそく、枯れ木を倒し、草
を払い、竹を切り倒した。整備してみると大きなテントが二張り張れそうなスペースが出
来た。石を運べば焚き火場も作れそうだ。ここを拠点に四方に道を整備すれば、公園のよ
うな山に出来るかもしれない。
整備を終え、車に戻った。確認しておくことは、コンビニの場所、温泉の場所、道具を買
うホームセンターの場所だ。山崎さんの案内で車を走らせる。コンビニはインターの出口
にミニストップがあった。温泉は車で10分ほどの場所に「鵜来来(うらら)の湯」があ
った。土日は1000円とちょっと高いが、眺望も泉質も素晴らしい温泉だった。買い物
が出来る産地直売センターも近くにあり、食材の確保には困らない。港の堤防で海釣りも
出来るので魚も確保出来そうだ。1月、2月、3月に山仕事と温泉、海釣りなどをセット
にした間伐会が出来そうだ。
その後、落ち着いてからこの山についていろいろ考えてみた。間伐する木がそう多い訳で
はないので作業は楽に出来そうだ。むしろ、道作りに重点を置いて、里山として整備する
のが良いのではないかと思う。手を入れるには広さも適度だし、植生も豊富だ。気軽に歩
ける道が出来れば楽しい山歩きが出来そうだ。春の山菜、筍、野草、秋のきのこ、栗、紅
葉と四季折々に楽しめる山に出来そうだ。1月の作業が楽しみになってきた。