瀬音の森日記 491
09年5月の定例会
2009. 5. 14
毎年恒例の山菜勉強会が、妙高高原の菱田山荘にて開催された。
山菜勉強会(長南さん)
妙高山菜勉強会の報告を送ります。
今年も妙高にて山菜勉強会を5月の9日と10日で行いました。参加者は、JICKYさん、ユ
ーリさん、桂太君、渡部さん、さっちゃん、鵜住居さん、みきちゃん、オブザーバーの
にゃんちゅうさん、長南の9名でした。
今年は妙高周辺は特に雪が少なかったので昨年より早めに日程を設定しましたが、それ
でもコシアブラには少々遅かったようです。タラノメは、意外に時期は長いようでまだ
いい状態のものが採れました。コシアブラは個体差が少ないのか、気の早いというのも
なく同じぐらいの成長程度でしたが、なんとか天麩羅分は状態のよいものを確保できま
した。コゴミは大量に採れました。
9日の朝10時に集合して、林道を奥に進み、時折、薮の中に入りタラノメ、ハリギリ、
木の芽などを採りながら進み、いつものコゴミ畑に。コゴミは少々伸びていましたが、
それでも大量に採れました。ここではあとアサツキを採り、昼時になったので下の林道
を山菜を探しながら小屋に戻ります。カンゾウは伸びきっていましたが山ぶどうの若芽
などを摘みながら山荘に戻り昼食に。
午後は、すでに大量の山菜が採れたので三々五々です。鮮魚センターへ行く組、新たな
場所を探しに行く組、釣り組、昼寝留守組に別れ16時に集合して宴会開始です。
渡部さんとさっちゃんが毎度のことながら台所に立ってくださいました。渡部さん、さ
っちゃん、いつもありがとう。
鮮魚センターで手に入れたタコとイナダがさばかれ、バイ貝も煮付けに。山菜も天麩羅
とお浸しに。JICKYさんが霧下の蕎麦粉で10割そばを打ってくれます。以下、食卓に並
べられた品々です。
山菜天麩羅(タラノメ、コシアブラ、ハリギリ、コゴミ、山葡萄の若芽、ウド)、コゴ
ミのお浸し、木の芽の巣ごもり、タコとイナダの刺身、バイ貝煮、10割手打ちそば、豚
汁、アジの開き、ししゃも、コシアブラご飯。
いつ宴が閉じられたのか覚えてませんが、呑ん兵衛が少なかったからなのか、いつもと
比べて穏やかな宴会でした。翌日は豚汁とコシアブラご飯を食べ、後片づけをしてお昼
前に解散となりました。
そうそう。朝、焚火をしていた時に気がついたんですが、小屋と焚火場の間にギョウジ
ャニンニクが芽を出していました。そのままだと必ず踏まれてしまう場所なので薪で囲
んでおきました。増えたらいいですね。
カラマツの新緑は少し遅めでしたが、山荘脇のカラマツが2本枯れています。キノコの時
期に切りたいですね。その時はジゴボウとムキタケとナメコのキノコ汁とkurooさんの
ひっつみを期待したいと思います。
以下、今回採れた山菜です。
タラノメ、コシアブラ、木の芽、コゴミ、アサツキ、ウド、ぶどうの芽、ハリギリ。