瀬音の森日記 521
瀬音の森 解散総会
2010. 7. 8
瀬音の森最後の公式行事、解散総会が開催された。
7月8日(木)瀬音の森総会が新宿の会議室で開催され、瀬音の森は解散した。正式な
行事として最後の瀬音の森の時間が終わった。瀬音の森の最後を看取る形になった参加
者はNAKANOさん、渡部さん、澤田さん、加藤さん、イナさん、鵜住居さん、野村さ
ん、長南さん、たんぽぽ屋台さん、吉瀬さん、kazuyaさん、こねこさん、ハミングウェ
イさん、岡田さん、佐藤百合さん、加藤美恵子さん、石田さん、琥珀さん、渓酔さん、
斉藤さん、山崎さん、kurooの22人だった。
11年間瀬音の森を支えてくれたメンバー。そして全国の趣旨に賛同して会員になって
下さった皆さん。総会に参加できないけれど思いの丈を書面評決の用紙に書き込んで下
さった皆さん。全ての思いを受け止めて総会が始まった。辞任する私が進行役を務める
のも変だが、最後なので了解していただき、司会進行を務めた。
司会進行と言っても、もう議題に関しては議論し尽くされているので、私からは今まで
の感謝と今後への思いを語るだけだった。わずかに会費の残りをどう扱うかという点で
確認が行われただけで、これといった議論があった訳ではない。
私はなんだか変な感じだった。もっと感傷的になるかと思っていたのだが、そんな事も
なく皆さんへの謝辞を伝え、カミさんへの感謝を伝え、普通に話すこと出来たのも不思
議な感じだった。いつか終わりが来ることは分かっていたし、終わりが次の始まりにな
ることも分かっていた。今が単なる一つの区切りで、次の活動がすでに始まっていると
考えれば何の不思議でもない。きっとこれが、皆さんの言われた「潮時だよね」という
言葉になり、自分自身の肩の荷を下ろすということなんだろう。
秩父からわざわざ吉瀬さんとkazuyaさんが来てくれたのが嬉しかった。一人一人と語り
あえば、あんな事もあった、こんな事もあったとひと晩でも語り尽くせない物語がある
が、この場ではそんな話は出ない。きっと後になってじんわりと迫ってくるのだろう。
とにかく、この11年間は私にとって宝物のような時間だった。もっともっと続けたか
ったが自分の限界は思ったよりも早くやってきたようだ。最後の総会が終わった。
本当に、本当に皆さんのお陰で11年間という濃密な素晴らしい時間を持つことができ
ました。心から御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
二次会は加藤さんと探しておいた駅への途中の店で開催した。ここでも特に感傷的にな
ることはなく、普通に楽しい飲み会となった。釣りの話、森の話、食べ物の話、酒の話
まあ、いつもと変わらない瀬音の森だった。また、飲みましょう。