面影画5


6月4日 テントの設営をした



 6月4日、深夜0時に家を出て、満載の荷物をギシギシいわせながら東北道をひた走っ
てきた。途中のサービスエリアはどこも一杯で、菅生まで来てやっと休憩することができ
た。復興支援のトラックがたくさん走っていて緊張感いっぱいのドライブだった。   

 一関インター朝八時、PONTAさんと待ち合わせ。陸前高田に向う途中でコインランド
リーを何カ所かチェックする。水曜日には洗濯で来なければならないからだ。PONTAさ
んが何カ所もチェックしてしてくれていたので助かった。              

 陸前高田市内に入る。前回来たときよりも瓦礫がきれいになっているが、まだまだ瓦礫
が広がっている。途中で水を確保するために、道の駅ならぬ川の駅「よこた」に寄る。 
 ボランティアの大型バスが何台も止まっていて、何十人ものボランティアがトイレタイ
ムでゾロゾロと歩いていた。近くにボランティアセンターも出来ていて、ボランティアの
受け入れも始まったようだ。                           

荷物満載のレガシイ。よく走ってくれたものだ。 まずはテントを張る。二人で頑張った。

 避難所に行き、テント設営の場所を見る。少々斜めの大砂利の駐車場だった。当初予定
していた場所は芝生の広場だったのだが、水はけが悪いのでここになったとのこと。  
 たしかに芝生の場所はぬかるんでいて、そこにテントを張るのは無理そうだった。  

 テント張りを始めたのだが、とにかく暑かった。汗をダラダラ流して二人で動き回り、
何とか形になったのが午後3時。とにかく暑かったし、疲れた。腰が痛くて痛くて・・・

テントが出来て看板もつけた。手伝ってくれたPONTAさん。 自分も同じポーズでパチリ。


テント設営が終わった。外観が何となくかわいい。 暑くてひと休みのPONTAさん。お疲れさまです。


横入り口。さしずめお勝手口といったところか。 コンパネを張ってシートを貼った床。ここが寝る場所。

 夕方になると急に気温が下がってきた。昼間の暑さがウソのようだ。居住スペースにテ
ントを張るかどうか迷うところだ。PONTAさんが泊まってくれるので、今日はこのまま
缶ビールと焼酎モードになりそうだ。いよいよ、明日から「面影画」を描く。     

絵を描く場所。テーブルにクロスをかけ、画板を置いた。 夜は寒くなってきたのでドームテントを床に設置した。


夕飯はビールで乾杯した後、インスタントの沖縄蕎麦。


テントを上から見た俯瞰図。こんな感じに出来上がった。