ナビスコカップ準々決勝観戦


8月7日(日)清水エスパルスとの試合をサイスタで観戦した。


05年ヤマザキナビスコカップ準々決勝:清水エスパルス:サイタマスタジアム2002


今日はジャトルバスで来たので北門からの入場となった。 暑い日差しの中黙々と階段を登るレッズサポーター。

JICKYさんと東浦和の駅で待ち合わせてシャトルバスでサイスタに向かった。お盆期間
中ということで道路が空いていて渋滞もなくスムーズに到着した。今日はチケットが無
いので当日券売り場に行く。場所を指定してSA¥3500を購入する。外周道路を歩き
入り口に向かうが、この時に売店でジャンバラヤを購入。暑いので辛い食べ物を体が欲
しがっている。指定した入り口を通りすぎて「あれ?」と思ってチケットを見直したら
まったく違う入り口になっている。売店の女の子が間違えたのだ。本当ならレッズサポ
の近くの席のはずだったのだが、渡されたチケットはエスパルスサポの近くの席になっ
ていた。渡された時に確認しなかったのが失敗だった。入場時に半券をもぎられてしま
っているので交換にも行けない。仕方ないのでその席で観戦することにしたが、案の定
前にエスパルスサポの一団がいて騒いでいる。う〜〜〜む、こちらも頑張らねば。  

ここは自由席の入り口。ここから真っ赤なゴール裏に入れる。 手違いで逆の清水サポ側になってしまった。

試合開始前のスタジアムではボーイズマッチやリフティングショーなどが行われ、試合
までの時間をつぶしていた。長い時間をスタジアムで待たされているサポーターは選手
の登場とともにヒートアップして、その興奮はスタメン発表で頂点に達する。今日は二
人の新外国人選手ロブソン・ポンテとトミー・マリッチの初出場の日なのだ。この二人
がこれからレッズの攻撃の中心になることは分かっているので、どんな選手なのかじっ
くりと見たい。会場に詰めかけたレッズサポーターの誰もがそんな気持ちだったと思う
。応援もいつも通り全力で始まった。                      

清水の選手が出てきた。双眼鏡で見ているおじさんは清水サポ。 レッズの選手も出てきてウオーミングアップが始まった。


清水サポのおじさんもレプリカに着替えた。 待ちに待った試合開始。カクテル光線にボールが光る。

試合開始。レッズはアウェーの日本平で勝っているので立ち上がりは慎重だった。この
試合は引き分けでも良い訳だから大きなリスクを侵す必要は無い。しかし、清水もなぜ
か慎重な立ち上がりだった。最初からガンガン来ることを予想していたので、これは意
外だった。真夏の暑さを考慮したのか、最初から後半狙いという作戦だったのか・・?
とにかく前半は見るべきものも無い凡戦だった。ポンテとマリッチも動きが少ないし、
山田も長谷部もどこにいるのやら・・という感じで「もしかして引き分け狙いなのか」
とでもいうような試合内容だった。そして前半32分、チョ・ジェジンが2枚目のイエ
ローで退場。これで流れが変わるかと思ったが、何も変わらなかった。そしてハーフタ
イム。一人少ない相手に、まったく何やってんだろう・・・ぶつくさぶつくさ・・ギド
怒ってくれ!                                 

後半開始。レッズは明らかにギアチェンジしてきた。一方的に清水を押し込む時間が長
くなってきた。特にポンテとアレックスの連携が素晴らしく、清水の左サイドを面白い
ように崩していく。アレックスのクロスがゴール前にどんどん上がるようになって来た
が、最後のシュートがゴールに行かない。そのうちに清水も押し返す。沢登が交代で入
ってからは、むしろレッズが押される形になることが多かった。目の前で何度もコーナ
ーキックを蹴られ、首がすくむような瞬間が続いた。ここで点を取られては先勝のアド
バンテージも消えてしまうし、ヒヤヒヤものの10数分だった。ノボリとチェ・テウク
が怖かった。                                 

JICKYさんも試合内容には不満そう。 後半40分、長谷部のゴールが決まった!!

マリッチが永井と交代し、ポンテは酒井と交代した。二人とも随所に光るプレーは見せ
たものの、点に絡むことは出来なかった。今後連携を高めれば機能すると信じたい。試
合は残り時間も少なくなり、清水が前がかりで総攻撃に入った時にカウンターでアレッ
クスからスルーパスが長谷部に通り、それを長谷部が冷静に決めて決勝点を上げた。ゴ
ールネットが揺れるのを待たず、サポーターは飛び上がり、歓喜の咆哮がスタジアム全
体で爆発した。それまでジリジリするような試合を見せられていたので、この瞬間は最
高だった。まさに長谷部がレッズの中心であることをハッキリ見せてくれた得点だった
。その後、永井が2度キーパーとの1対1を外して、大きな溜息を誘ったのとは対照的
な長谷部の活躍だった。                            

歓喜に湧くスタジアムで長谷部コール! そして試合終了。準決勝進出、相手は千葉だ!

試合後、勝利の歌を高らかに歌い、スタジアムで余韻を楽しんだ。暑い暑い夏の夜に響
き渡る勝利の歌だった。長谷部のインタビューが良かった。「悪い試合内容ですいませ
んでした。全然満足してないです。」いやあ、21歳、いいねえ。         



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