京都戦もフィンケサッカーで完勝。


得点差以上に差があった。京都に完勝したニューレッズ。


4月18日(土):サイスタ:京都サンガ:Jリーグ6節


4月になったとはいえまだ夜は寒い。今日の京都戦はキックオフが夜の7時ということ
で、上着やオーバーズボンまで持っての参戦だった。若手の原口や山田直輝の活躍で、
心がウキウキするような気分が続いている。今年のチームには去年にない期待感が溢れ
ている。寒さなど気にしないと言いたいところだが、どっこいスタジアムの夜はえらく
冷え込むのでやっかいなのだ。夕日がサイスタの方向から射してまぶしい。ビールを飲
むとトイレが近くなるので、飲まずに席に向かう。                

西日がまぶしい道をサイスタへ急ぐ人々。 サイスタが西日に輝く。日が落ちると寒くなる。

京都サポは少ない。それでも懸命に旗を振り、声を出している。今年の京都はどうなの
か・・・正直なところよく分からない。とにかく今は自分のチームが好調なので、いつ
もどおりのサッカーをしてくれればいいと思っている。              
いつものようにアップが始まり、選手のコメントが紹介される。みな自分たちのサッカ
ーをして勝ちたいと言う。今年はその言葉に裏付けがあるので聞いていてもワクワクし
てくる。今日も原口と直輝が先発に名を連ねているのが楽しみだ。         

選手のアップが始まった。 ゴール裏で立ち上がって声援を送るレッズサポ。


京都サポも少ないながらも必死に声を出している。 試合開始前の整列。緑のピッチに赤と白のユニフォーム。

試合開始の笛とともに選手が躍動する。何だか今日は動きがいい。前半7分、ポンテの
絶妙なループパスにエジミウソンが反応し、DFを振り切って、飛ぶ出して来たキーパー
より一瞬早く触ったボールがネットに吸い込まれた。待望の先制点だ。スタジアムは総
立ちでエジを讃える。それにしてもポンテのパスは素晴らしかった。        
その後もレッズが攻め続ける。ポゼッションは70%くらいいっているようだ。そして
一点目と同じようなポンテのパスにエジが反応して2点目が入った。まるで一点目のリ
プレイを見ているような得点で、最高の気分だったのに、・・・何と主審はエジのファ
ールを取ったようでフリーキックを指示している。何で??と思ったが、シュート前に
DFを倒したのがファールだったようだ。見ている限りでは、競り負けて自分で倒れたよ
うに見えたのだが・・・まあ、仕方ない。                    

エジミウソンの鮮やかなゴール。 スタジアムは大歓声に包まれる。

その後混戦から細貝が決めたかに見えた得点もオフサイドとして取り消され、圧倒的に
攻めながら1点しか取れずに前半を終えた。ハーフタイムには何だか嫌な予感もした。
こういう展開の時は攻めながらカウンターの一発で同点にされるケースが多いからだ。
寒さに体を縮めながら後半の追加点を祈っていた。                

後半開始。後半もレッズは攻める。面白いようにボールが回り、ゴールに迫るのだが、
ゴールが遠い。それにしても原口と直輝はよく動く。新人とは思えない中心選手の動き
になっていて、保護者のような気分で見ていた開幕戦とはずいぶん変わってきた。こう
いう監督の下で大きく成長してくれるだろうし、その成長する姿を間近に見られること
も幸せなことだ。達也が加入して、試合に出る毎に見る見る成長していった過程を、も
う一度味わえそうで嬉しい。                          

試合終了。完勝にゴール裏の旗も大きく振られている。 試合終了して整列した選手。大歓声が送られる。

結局そのままタイムアップとなった。危ない場面は少なく落ち着いて見て居られた試合
だったが、なぜ追加点が取れないのかが現状の課題なのだろう。そういう意味では大き
な課題なのかもしれない。守備はじつに安定していた。坪井の復調がとても頼もしい。
挨拶に来た選手を大歓声で迎える。選手も笑っている。得点こそ一点だったけれど、そ
れ以上に内容が素晴らしかった。勝利の歌を歌いながら、今年のレッズが歩んでゆく道
がハッキリ見えたような気がした。                       

挨拶に来た選手達に大きな拍手と歓声が送られる。 完勝の後に歌う勝利の歌の甘美なこと。


これからも何度もこんな感激を味わえるのだろう。素晴らしい。

4月18日(土) 2009 J1リーグ戦 第6節                    
浦和 1 - 0 京都 (19:04/埼玉/41,836人)                 
得点者:7' エジミウソン(浦和)                       


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