※※ 森林インストラクターへの道 ※※ 15
高尾さんの受験体験談
2000. 6. 18
6月18日(日)
講習の昼休みの30分を使って、昨年見事一発合格した、事務局の高尾さんの体験
談が披露された。これがじつにリアルで現実的なものだったので、特別に別立てし
て紹介する。
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●12:30〜13:00 受験体験談 事務局の高尾さん
1)記述中心
・今までの全ての問題のうち、記述式の問題が80%。そのうち32
%が文字数指定。300字以内というのが最長。
・対策は、原稿用紙で1行20文字というのを体で覚えるまで書く。
・まず結論を書く(80字)次に本論を書く(80字)最後に細くを
書く(80字)これを何度も繰り返し、テーマ毎に書けるようにし
ておく。
・とにかく何でも良いから分からなくても書く。
2)時間不足
・とにかく時間が足りない。一問あたり8分で解答する計算になる。
・問題を全部見て、書けそうなものからすぐに書く。
・森林・林業は80分で10問、レク・安全は60分で8問。
・問題を想定して、80分で本番通りやってみる事でいかに時間が足
りないかが分かる。
・項目数が指定されたら、まずその項目を書き、その後で各項目を埋
めるようにする。
3)重要反復
・重要な問題は必ず形を変えて繰り返し出題されている。
・森林帯区分、保安林、遷移、水源かん養などは繰り返し書いて、ど
ういう形で出ても書けるようにしておく。
・植物の違いという設問は必ず出るので、完璧に覚えるか、自信がな
かったら、捨てる事も必要。
4)常識対応
・体験を活かして答えること。勉強していないからといってあきらめ
ないで、別の視点から書くことでも大丈夫。あせらないこと。
・常日頃から新聞などは読んでおく。
・体験していない事などは、指導者としての安全管理などの総合知識
で解答する。
5)採点方法
・主旨、キーワードが入っているかどうかの加点方式ではないか?
・おそらくキーワードが大きなポイントなのだと思われる。()で強
調するなどの工夫有効か?
6)合否判定
・正解率6割程度で合格だが、本人に答案が帰る訳ではないので、自
分が何点だったのかは分からない。
・上から15%の合格という噂もある。
7)2年計画
・一発合格者は全体の5%と難関
・2年で4科目受かるようにするのが現実的
8)野学座学
・野外学習とのバランスが大事。
・ただ、野外活動は8月くらいからは遠慮して、書く勉強を優先する
ようにしたほうが良いでしょう。
9)集団学習
・グループでの勉強も効果的。
・お互いに得意分野の情報を交換しあう事で、中身の濃い勉強が期待
出来る。
10)面接実技
・8分程度の面接は自己紹介と受験の動機などを話せるようにしてお
けば大丈夫。
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秘訣がいろいろ