秩父の畑138


今年も畑仕事が始まりました



2008. 3. 9



嘘のように暖かい日に、今年の畑が始動しました。

「山里の記憶」の取材や作画で時間が無く、今年の畑仕事は遅れに遅れていました。少
なくとも2月中旬には天地返しを終わらせたかったのですが、一ヶ月も遅れてしまいま
した。今日の作業はジャガイモ予定地の天地返しと土作りです。乾燥してカチカチに締
まった畑をスコップで一掘り一掘り掘り返します。マンノウは固くて刃が立たないので
スコップに頼るほかありません。腕と腰に負担がかかってガチガチになりますが、淡々
と掘り続けます。                               

掘った畑に20キロの苦土石灰と50キロの米ぬかを撒きました。そして耕耘機でゆっ
くりと耕耘し、肥料と土を混ぜ合わせます。種芋の植え付けの2週間前というのは時間
が足りないかもしれませんが、まあ仕方ありません。たっぷりの肥料に今年のジャガイ
モは沢山採れそうな気がします。                        

作業の合間に枯れ草の火燃しをしました。燃し終わった灰を全体に撒き散らして肥料に
します。玉ねぎの根が霜柱で浮いた状態になっているので、麦踏みの要領で土踏みをし
ました。もちろん、ネギの葉を踏まないように慎重に周囲だけを踏みしめます。オオイ
ヌノフグリが青い小さな花を咲かせています。見るぶんには綺麗なのですが、この草の
根は尋常ではありません。葉の3倍くらいの多さなのです。これを取り除くのも大変な
作業ですが、やらないと1ヶ月後には畑がこの草で覆われてしまいます。      

強風でマルチが飛んでしまい、例年より成長が遅れている玉ねぎ。 ニンニクは順調です。いつも問題が出るのは5月、今年はどうか。


霜柱で浮いた玉ねぎの周囲の根を踏んで押さえつける。 スコップで天地返し。ものすごい重労働。


固くなった土の中にモグラの穴が張り巡らされていた。 半分終わったところで休憩。もうへとへと。


枯れ草や木の葉を燃やしています。灰は肥料にします。 大量の米ぬか(50キロ)と苦土石灰(20キロ)を散布します。


乾いた土は耕耘するとフカフカになります。 にっくき雑草オオイヌノフグリ。花はきれいなんだけど・・・。


3月になると日が伸びているのがハッキリ分かります。4時半でまだ日があります。

本日の作業
・天地返しと肥料散布、耕耘  
・枯れ草の火燃し       
・玉ねぎの土踏み       
・雑草(オオイヌノフグリ)取り

本日の収穫 
・なし