秩父の畑160


畑仕事とオニグルミ割り



2008. 10. 4



キンモクセイの香りが漂う秋の畑仕事。オニグルミの殻割りも。

畑に着いて車のドアを開けた瞬間、キンモクセイの香りが飛び込んできた。「ああ、こ
んな季節になったんだなあ・・・」と息を吸い込む。秋になった事を実感させてくれる
香りだ。一瞬、小学生時代にタイムスリップする、甘酸っぱい初恋の香りでもある。 

畑の周辺にも秋の気配が濃厚になっている。コスモス、ムラサキシキブ、柿の葉・・・
秋の写真を撮ってから作業に入る。今日はトマトの撤去、ニラ・ウコン畝の草取り、冬
野菜の種まき、梅の剪定などが仕事だった。                   

畑の横に咲いているコスモスの花。 キンモクセイの香りは記憶の触媒、昔を一瞬で思い出す。


ムラサキシキブの鮮やかな紫色。 自然は芸術と共にある。柿の葉に宿る色の神様。


大根は順調に育っている。 ピーマンは元気だが、トマトとナスは終わりか。


白菜も大きくなってきた。 キャベツは育ちが遅い。お歳暮には間に合わないかも。


ウコンが大きく育ってきた。 柿がいっぱい成っているのだが、これは渋柿。


少しずつ秋の気配が漂ってきた山。 イノシシが食いのこした大和芋を収穫。ちょっと嬉しい。


スティック春菊とほうれん草、冬菜の種まきをした。 赤カブが大きくなってきた。今年は虫が少ない。


玉ねぎの苗が大きくなってきた。このまま育って欲しい。 顔ぶれが変わって秋の畑らしくなってきた。

先月、新潟の山の中で拾ってきたオニグルミを畑に埋めて置いたのがが腐ったので、洗
って乾かし、家に帰って殻をむいた。オニグルミの殻むきは、昔金槌で叩いて割ってい
たのだが、今回はフライパンで煎ってからナタの刃でこじ割った。この方法だと簡単で
きれいに割れたので紹介したい。                        

腐った外皮を洗うと見慣れたクルミになった。 天日で乾かす。


フライパンで10分くらい煎る。 冷ましてからナタで割れ目をこじって開ける。


こんな形にきれいに割れる。 ナタを使うので手を切らないようにと、左手の指が疲れた。


全部割り終わった。 さて、これを何にして食べようか。

本日の作業
・トタン板で柵の補強        
・ニンジンの追肥          
・赤カブ発芽、オルトラン散布    
・白菜間引き、一本立ちにする。追肥も

本日の収穫 
・ピーマン・ナス・トマト・大葉ふだん草・間引き白菜