秩父の畑169


天地返しと冬の作業いろいろ



2009. 2. 18



冬晴れの1日、畑で天地返しほか冬の畑仕事あれこれをした。

乾燥した晴天が続いて、冷え込んだ朝だった。畑の日陰は真っ白な霜で覆われていた。
畑についてすぐに梅の剪定を始めた。小枝がぼうぼうとハリネズミのようになっていた
のを、全部切り落としサッパリきれいにした。大量の枝はあとでぜんぶ10センチに刻
んで堆肥に仕込む。次は草取り。オオイヌノフグリを始め、根が強い雑草がしぶとく生
えている。これをジョレンでかき取り、フルイで土を落として堆肥穴にぶち込む。腰に
負担のかかる作業で、かなり厳しい状態になった。今の雑草は葉よりも根が大きい。 

切り落とした大量の梅の枝。後で刻んで堆肥に仕込む。 ニンニクの葉に白い霜が降りていた。


冬菜も真っ白な霜に覆われている。 こちらは冬越しのキャベツ。薹(とう)を食べる為のもの。


玉ねぎの一畝はマルチが飛ばされていた。 寒風の中に孤高の大根。本日めでたく全収穫。

きれいになった畑をマンノウで掘り返す。これまた腰に負担のかかる作業だ。休みなが
ら少しずつ掘り返す。これは天地返しなので掘り返した状態で来月まで放置する。腰が
限界になったので違う作業に替える。畑の雑草や枯葉やゴミを一箇所にまとめて燃やす
。燃した灰が肥料になるので、これも真剣にやる。もちろん横にはバケツに水を入れて
置いておく。風が弱かったので有り難かった。枯葉やゴミを全部燃したら畑がスッキリ
ときれいになった。灰はジョレンで全体に広げるように伸ばして散らし、マンノウで掘
り返して天地返しをする。                           

真っ青な空と冬の山。春はまだ先。 一輪だけ咲いていた梅の花。梅一輪ほどの暖かさ。


がんばってます。でも、腰にくるんです。 やっと半分終わった。

天地返しした畑に米ぬか6袋を散布する。来月これに苦土石灰を加えて散布し、耕耘す
れば春の土作りの完成だ。今年は12月に展覧会をしたので落ち葉堆肥を仕込む時間が
取れなかった。今、間伐をやっている日立の山から腐葉土を運ぼうか・・・などと考え
ている。久しぶりの畑仕事ではりきりすぎて腰が痛くなってしまったのを、ごまかしご
まかしやったのだが、3時には限界で動けなくなった。それにしても日が伸びたものだ
。以前は2時半で日が落ちたのだが、今は3時を過ぎても日が高い。        

枯葉や枯れ草をまとめて燃やし、灰を肥料にする。 ネギ、全収穫です。鍋で食べよう。


米ぬかを3袋散布した。 残り半分を天地返し。休んで腰を伸ばしている影。

本日の作業
・梅の剪定と枝刻み堆肥に仕込む
・草取りと天地返し、米ぬか散布
・枯葉、枯れ草の焼却と灰の散布

本日の収穫
・大根・長ネギ・下仁田ネギ・赤カブ