食事会献立・自家製の箸・箸置き 献立は見開きになっており、内容はこちらで。 箸は山で拾ってきた木の枝。 ナイフで削り、ムクの葉で磨いた。 今回は栗、黒文字、サワラ、ケヤキのものを使用。 箸置きは畑の梅の枝を削ったもの。 |
食前酒・先付け 食前酒は5年前に漬け込んだ山葡萄酒。 秋田の山で採ってきた山葡萄を使った。 先付けは塩ゆで落花生。 生落花生を濃い塩味で茹で、殻をむいたもの。 赤いあしらいはザクロの実。 |
前菜 さといも煮・さといもを六方に剥き出汁で煮た。 きんぴら・ゴボウとニンジンで作ったきんぴら。 白菜信田巻き・ニンジンを芯に、ほうれん草、 白菜、揚げで巻いて干瓢で結び出汁で煮たもの。 さといも真砂焼き・煮たさといもをすり、卵と 焼いて粉にした鱈子を混ぜて、四角に焼いた。 ほうれん草胡桃和え・新潟で拾ってきた胡桃を すって茹でたほうれん草を和えたもの。 鴨ねぎ・長ネギと鴨の燻製を焼いて合わせた。 |
全景 食事会の様子はこんな感じ。 ちょっとピンぼけ。 みんな喜んでくれたようだ。 |
きたあかりガレット・トマトソースリゾット ガレット・じゃがいも(きたあかり)を細切りに して、ニンジン細切りと片栗粉で揉み粘りを出して バターで四角に焼いたもの。揚げニンニク添えで。 リゾット・夏に作ったトマトソースを解凍して使い リゾット風にした。パルメザンチーズを振って。 |
真鯛のカルパッチョ 前日に買ってきた真鯛を昆布で巻いて締め、ひと晩 寝かせた。玉ねぎ、ベビーリーフの上に真鯛を薄造 りで並べ、自家製のドレッシングをかけたもの。 当初、秩父岩魚でやろうと考えていたのだが、川魚 を生で食べるのに抵抗があると言われて変えた。 |
ふろふき大根フォアグラソテー乗せ 前日朝から昆布出汁で煮込んだふろふき大根の上に フォアグラソテーを乗せ、日本ミツバチの蜂蜜とバ ルサミコ酢・醤油で作ったソースをかけたもの。 |
秋しめ鯖奉書巻き・菊の花和え物添え 大根をかつらむきして甘酢に漬け込み、しめ鯖を棒状 に切ったものを巻き、最後に大葉を巻き込んで切る。 菊はさっと茹で、甘酢に漬け込み、絞ったものと しめ鯖の細切りを和えたもの。 こってりした味が続いたのでここでサッパリさせた。 |
鹿肉ステーキ 取材で頂いた鹿肉をバターソテーしたものに、柿の果肉 を使った赤ワインソースをかけたもの。 添え物は、大滝いんげん、きたあかり、ニンジンの煮物 初めて作った鹿肉ステーキだったが、火の通し加減も絶 妙で素晴らしい一品になった。 |
きのこ色々混ぜご飯・きのこ汁・赤倉蕪浅漬け 自前の椎茸にヒラタケ、クリタケ、白マイタケを加え、 フライパンで炒めて味を濃いめにつけて、炊きあがった ご飯に混ぜたもの。 汁はナメコ、椎茸、白マイタケ、ヒラタケにさといもを 加えたもの、上に三つ葉とネギを散らした。 赤カブは薄切りにして塩もみし、絞って味付けをした。 |
水菓子・お茶 水菓子は柿を四分の一切って出した。 お茶は自分で作った手もみ茶を出した。山里の記憶の 取材で7時間かけて作ったお茶の最後の一服だった。 |
シェフ 最後は赤ワインを飲みながら上機嫌のシェフ すっかり出来上がっています。 |