秩父の畑193


秋野菜のお歳暮



2009. 11. 21



今年も秋野菜の集大成、お歳暮を贈る時期になった。

朝から晴れた一日、今日は秋野菜のお歳暮を送る日だ。畑に着いたのは9時半、早速白
菜から収穫に入る。今年の白菜は良い出来上がりなので、端から順番に収穫する。次は
大根の収穫。大きな大根は箱に入らないので二つに切って、切り口を乾かす。人参も良
い出来上がりで嬉しくなってしまう。身割れしていないのがありがたい。      

十時半に隣の畑の人から「お茶でも飲まないかい?」とお茶に呼ばれた。畑の横に端材
を置いて座り、お茶としゃくし菜で茶飲み話。話の内容はイノシシの被害について。昨
日もイノシシが入ったとか、夜中に家の周りでうろついているとか、金属音が嫌いで追
い払うと怒って鳴くとか、話には事欠かない。野辺で楽しいひとときを過ごした。  

赤カブは少々小さめだが、食べるには最高の大きさ。長ネギもやっと太くなってきたが
畑の土が浅いので白い部分が少ない。二つに折って箱に入れる。兄が山の畑からユズを
一袋採ってきてくれた。ありがたく受け取り、箱に入れさせてもらう。それぞれを新聞
紙で包んで箱に入れ、挨拶カードを入れて梱包する。急いで車に積んで、秩父の宅急便
センターに運び、発送する。ここまでやってとりあえず一段落。          

昼食後、玉ねぎの畝作り、黒マルチ張り、苗の植え付けを行う。これで今年と同じ数の
玉ねぎを植えることが出来た。その後は畑の片付け。大滝いんげんの竹組を撤去したり
白菜畝や小豆畝の跡地を耕耘したりした。テキパキ動けて快適な一日だった。    

お歳暮用に収穫した白菜。どれも素晴らしい出来。 さといもを分けているこねこさん。今年のいもは小さい。


前回植えた玉ねぎ。無事に活着したようだ。 長い大根は二つに切った。葉も付けて送る。


今年の人参は大豊作。実割れが少なく、実も大きい。 一輪車で運ぶ重さも心地よい。


隣の家の人にお茶を呼ばれた。イノシシ談義に花が咲く。 赤カブは少々小さめ。葉も付けて送る。


長ネギはここにきてやっと太ってきた。 兄が採ってきてくれたユズ。お歳暮に入れる。


箱詰めを終え、これから出荷する。 午後の作業は玉ねぎの畝作り。黒マルチを張っている。


やっと植えられる大きさに育った苗を掘っているところ。 黒マルチの穴に一本ずつ植え付ける。


知り合いに配る分と自宅用の持ち帰り野菜。 こちらも持ち帰り分の野菜。


ニンジンの出来が良くてはしゃいでいます。 作業が終わったのは夕方。山も秋が深まっている。



本日の作業               
・秋野菜のお歳暮14個を箱詰めして送る 
・玉ねぎの畝作り、黒マルチ張りと植え付け
・大滝いんげんの竹組み撤去       
・白菜畝の小豆畝の跡地耕耘       

本日の収穫
・白菜・大根・人参・赤カブ・長ネギ・食用菊・椎茸・ユズ・