頂いた亀の飾りに金水引を巻いてお飾りを作った。 | 我が家は神棚がないので、玄関が年神様の祭壇になる。 |
紅白のかまぼこ さすがにまだかまぼこを作るところまではいって いない。かまぼこの表を薄くはぎ、中に切り込み を入れ、梅干しの果肉、大葉、胡麻、味噌、鰹節 を刻んで練った梅味噌を詰め、はいだ表をねじっ て止める。梅の酸っぱさがじつに美味しい。 |
卵焼き 卵3個に少量の牛乳とホタテの缶詰を半分加えて 焼き上げる。ホタテの貝柱は繊維を短くみじん切 りにしておくとよく混ざる。味付けはなし、ホタ テ缶の汁のみで焼き上げる。残り半分の貝柱は、 海鮮和えに使う。 |
さといもの真砂焼き 煮たさといも二個に卵一個を加えすり鉢ですり、 焼いて粉にした鱈子、胡麻をまぜて四角に焼き上 げたもの。味付けは塩胡椒を軽く。鱈子の塩味が 強いので、それだけでもよい。冷めたら四角に切 って盛りつける。 |
鮭とごぼうの昆布巻き 山崎さんに頂いた鮭を細く切り、薄味で煮たごぼ うと一緒に戻した早煮昆布で巻き、二箇所をかん ぴょうで結ぶ。醤油、砂糖、酒で濃いめの汁を作 り、落としぶたをして煮込む。汁が少なくなった ら出来上がり。出すときは二つに切る。 |
田作り 時間もかからない簡単な料理、買ってきたじゃこ をフライパンでよく煎る。酒、砂糖、醤油、みり んで作った汁をかけて煮詰める。焦がさないよう に汁をからめれば出来上がり。 |
ごぼうの肉巻き 昨年はごぼうを煮たのだが、歯ごたえを考えて、 今年はしっかり炒めたごぼうを芯に使った。ごぼ うにバラ肉を巻き付け、フライパンで焼き、酒、 砂糖、醤油で作ったたれを掛け回し、汁がなくな って照りがついたら出来上がり。 |
ひょう干し煮 山形県で正月に食べる料理。縁があって山形から 取り寄せた「ひょう干し」をひと晩水に浸けて戻 し、煮豆、ニンジン、油揚げなどと煮込んだもの 。ひょうとはスベリヒユのこと。韓国ではナムル で食べているが、日本では山形県以外では雑草あ つかいされている。食べたら普通に旨かった。 |
ごぼうとニンジンのきんぴら 今年はニンジンが豊作で、定番のきんぴらもニン ジンの多いきんぴらになった。なるべく細く切っ たごぼうとニンジンをごま油で炒め、酒、砂糖、 醤油で作ったたれを掛け、ごぼうが柔らかくなる まで炒めるだけ。最後に頂いた七味をかけて辛み をつけ、盛るときに、いりゴマを振る。 |
ニンジンのねじり梅 ニンジンを輪切りにしたものを花型に刻み、斜め に花びらをはぎ取れば、ねじり梅が出来る。小さ い鍋で出汁と砂糖で甘く煮る。手先が器用なので こういう作業は好きだ。刻んだ余りのニンジンク ズは、煮込んで、すって、チヂミで食べた。 |
赤カブの甘酢漬け 赤カブを薄い櫛形に刻み、塩もみしてしんなりし たら絞って、甘酢に漬け込んだもの。赤カブの皮 の赤い色素が酢に溶けて、なんだか紅ショウガみ たいになったが、味はカブの漬け物。美味しい。 |
黒豆 定番の黒豆。今年は丹波の黒豆を使った。前の晩 に煮立った鍋に黒豆を入れて火を止め、そのまま ひと晩おいた。朝一番で汁を漉し、さび釘を包ん だものを入れ、二時間にて、二時間冷ますをくり 返す。途中で砂糖を加えて甘みを付ける。 |
ほうれん草の海鮮和え 鱈子、ほぐした鮭の身、刻んだホタテの貝柱、大 根葉を茹でて刻んだものをフライパンでよくから 煎りする。ふりかけ状にサラサラになったら、茹 でたほうれん草を加え、混ざるように和える。味 付けは塩胡椒を少々。 |
煮物 定番のお煮しめ。さといもを盛り忘れた。レンコ ンだけは別に煮た。干し椎茸の出汁が出て、じつ にさっぱりした煮物になった。コンニャクは頂き 物。盛りつける直前にキヌサヤを煮て添えた。 |
お膳に盛ったら種類が多く、てんこ盛りになってしまった。 | 今年の正月は八海山から始まった。 |
餅は年末に取材に行った際、自分でついた餅を焼く。 | お雑煮はカミさんの担当。あっさり味が美味しい。 |
お重 元日に食べない分をお重に盛って保存する。いろ いろな料理を作るのも楽しいが、こうしてお重に 詰めるのも楽しい時間だ。達成感を感じる瞬間で もある。まあ、きれいなもんだ。 |