秩父の畑
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春作の土作り
2010. 3. 3
今年も春作の始動です。まずは土作りから。
雨模様の天気が続いたが、今日は一日晴れるという予報を確認し秩父の畑に向かった。
途中、秩父の商工会議所に寄ったり、三田川中学に絵を届けたり、ホームセンターで散
布する堆肥や苦土石灰などを買ったりと、寄り道をして畑に着いたのは11時になって
しまった。さっそく大根、ニンジン、カブの残り物を引き抜き、土に埋めた。全体の草
取りをする。玉ねぎのマルチを剥がし、草取りをして追肥する。霜で浮いた土を押さえ
るために苗の周囲を足で踏んで固める。これをしておくと後の成長が早い。
久しぶりの畑なのでやることがとても多い。じゃがいもに使う木灰作りは、トタン板の
上で枯れた木の枝を燃やす。畑の隅に積んで置いた枯れ枝が良く萌えて良い灰が出来そ
うだ。じゃがいもに使う分以外は全部畑に蒔く。畑に米ぬか2袋、落ち葉堆肥5袋、苦
土石灰20キロ、化成肥料10キロを散布する。そして、やっと耕耘機の出番。端から
丁寧に耕耘する。土壌水分が多く、こねてしまうのとぎりぎりのところで耕耘できた。
また明日から雨になる予報だから、今日耕耘が出来れば上々だ。
本当は今日じゃがいもを植えようかと思っていたのだが、隣の畑の人が「はやく植えた
人がいるけど、みんなイノシシに喰われちゃったってさあ」と話してくれたので植える
のは止め、いつものように3月末に植えることにした。まあ、全面耕耘が終わったのが
夕方六時だったから、やろうと思っても時間がなかったことになる。ずいぶん日が伸び
たものだなあ・・と暮れゆく山を眺めながら腰を伸ばした。さあ、これから温泉へ。
一冬越した畑。草ぼうぼうになっている。
梅の花が咲いていた。今年は剪定をしなかったので花が多い。
マルチが風で飛んだ玉ねぎは生長が悪い。残った方はGOOD。
枯れ枝を燃して木灰を作る。じゃがいもに使う。
玉ねぎの土踏み。霜柱で浮いた根をこうして押さえつける。
全体の草取りをしてから落ち葉堆肥、米ぬか、肥料を撒く。
全体に均一になるように散布する。
今日のメイン作業、全体耕耘。終わったのが6時だった。
ずいぶん日が伸びた。6時でもまだ明るい。
本日の作業
・玉ねぎマルチ外し、草取り、追肥
・ニンニク草取り、追肥
・からし菜草取り、追肥
・大根、ニンジン抜き取って土に埋める
・全面肥料、米ぬか、堆肥散布&耕耘
本日の収穫
・大根・にんじん・赤カブ・ほうれん草・長ネギ