秩父の畑200


春作の土作り



2010. 3. 27



遅れていたじゃがいもの植え付けがやっと出来た。

原画展の一週間が終わり、やっと畑に来ることが出来た。買っておいた種芋が芽を伸ば
しているのではないかと心配していたのだが、まだ芽が出ていなくて安心した。前日の
雨でまだ土が軟らかかったのだが、堆肥を撒いて耕耘して畝作りの準備をした。今年の
種芋はメークイン、男爵、北海こがね、きたあかり、インカの目覚めの5種類を準備し
た。植え付ける個数を合わせるために大きな芋を切って、切り口に木灰をまぶして、日
に当てて切り口を乾かす。木灰は事前に木の枝を燃やして作っておいた。      

今日のメインは畝作り。鍬で深いサクを切り、元肥を入れて埋め戻す。種芋を30セン
チ間隔で置いて土をかぶせ平らにする。これを5本やったら腰が悲鳴を上げた。久しぶ
りの畑仕事は楽しいのだが、腰が痛い・・・。伸びてぼうぼうになった蝋梅を剪定し、
雪で折れた梅の枝と一緒に細かく処理をした。ニンジンの畝を作り、種を蒔いて水をや
た。キャベツの種はポットに土を入れて蒔いて自宅に持ち帰る。大きく育ててから畑に
移し替える。土嚢二個にたっぷり土を詰めてゴボウの苗を植え付けた。初めての試みだ
が、上手くいけば掘らずに収穫できる。                     
やることがいっぱいあって忙しい畑だったが、椎茸、春ニラ、からし菜のトウ、甘草な
ど収穫もいっぱいあって楽しかった。                      

嬉しいことに椎茸がたくさん出ていた。 これだけあれば、しばらく楽しめる。


去年仕込んだ落ち葉堆肥が熟していた。 これを畑に蒔いて耕耘する。


種芋を切って横にある灰をまぶす。 切り口を乾かすために日に当てる。


今年は五種類の種芋を準備した。 腰を伸ばすと、梅の花と青空が目に飛び込んできた。


鍬でサクを切り、元肥を入れる。腰が痛くなる。 種芋は灰が付いた面を下向きに置く。


先日の雪で折れた梅の枝。まだ花が咲いている。 この幹がこんな風に折れる、春の雪の重さ。


じゃがいもを植え終わった春の畑全景。 採ってきた甘草で作った甘草ベーコンパスタ。春の味。

本日の作業                 
・じゃがいもの畝作り、元肥入れ、種芋植え付け
・ニンジンの畝作り、種まき、水やり     
・土嚢二個にゴボウの苗植え付け       
・梅、蝋梅の枝を剪定し、細かく処理     
・きゃべつのポットに種まき、自宅持ち帰り  

本日の収穫
・春ニラ、からし菜のトウ、甘草、椎茸、大根、ニンジン