秩父の畑210


炎天下で秋作用の土作り



2010. 7. 19



梅雨明けして日射しがギラギラする中で秋作用の土作りをした。

梅雨明けして本格的な暑さがやってきた。日中は35度を超える暑さになるとのこと、
ニュースではしきりに熱中症にならないよう注意しろと叫んでいる。こんな暑い日に畑
の仕事はつらいのだが、ジャガイモを掘らなければならず、朝一番で出掛けた。朝7時
に着いてすぐにジャガイモ掘りを始めた。「キタアカリ」と「インカの目覚め」をまだ
畑に残してあったので気が気ではなかったのだ。インカの目覚めは特にすぐ芽を出して
しまうそうなので、大丈夫かと思って掘ったら普通に収穫できたので良かった。   

今日の作業のメインはジャガイモ、玉ねぎの跡地を草取り、耕耘して秋作用の土作りを
することだった。しばらく雨が降っていないので地面が固く、これでは耕耘機が使えな
い。仕方ないので固いところをスコップで天地返しの要領で掘り起こす。これが炎天下
の重労働だった。10分動いて5分休みをくり返す。日影で休んでいると体中から汗が
流れ落ちる。目まいがするような暑さだ。やっとの事で全体を掘り返し、苦土石灰、化
成肥料、大量の落ち葉堆肥を散布する。終わったところに妹が米ぬか7袋を持って来て
くれた。それも全部散布し耕耘機で耕耘する。米ぬかの白が光を反射してまぶしい。 

何とか終わらせ、ナスとトマトの枝整理。トマトは屋根が暗そうだったので撤去した。
細々した作業を終えて納屋の日影でポット土作りをする。7月中にキャベツ、大滝いん
げんの種まきをして苗を作らなければならない。秋作の土作りや種まきはこの暑い時期
にやらなければならないので毎年のことなのだが、本当に大変だ。         

キタアカリを掘っている。今年のジャガイモは豊作だ。 夏の山。そろそろ暑さが厳しくなる時間だ。


見渡せば畑はすっかり草の海になっている。 左が「キタアカリ」右が「インカの目覚め」。


跡地の固い部分をスコップで掘って天地返しをする。 休みながら少しずつ掘り、午前中いっぱいかかった。


大量の落ち葉堆肥を散布し米ぬかを待つ。 夏野菜が大量に収穫できた。これはピーマン。


カボチャにはイノシシの歯形がついていた。 真っ赤に色づいたトマトの「アイコ」。GOOD!


ナスはバケツ一杯収穫。良い出来です。 米ぬか7袋を持って妹が到着。「暑い暑い・・」


妹と配達にきた同級生が立ち寄って声をかけてくれた。 炎天下の作業。耕耘をしている。今日はこれで終わり。

本日の作業
・ジャガイモの掘り上げ、収納    
・ジャガイモ、玉ねぎの跡地の天地返し
・肥料、堆肥、米ぬか散布、耕耘   
・トマトの屋根を撤去、枯葉撤去   
・ナスの虫食い葉除去        

本日の収穫
・カボチャ・トマト・ニンジン・ナス・ジャガイモ・ピーマン