暑さに汗が流れ、メガネがずり落ち、目まいがするようなありさま。こんな状態で魚が釣
れるはずもなく毛鉤はむなしく空を舞った。着いた時間が３時と遅いこともあって二時間
しか釣る時間もない。６時までにクリオンに行かなくてはならないという気の焦りも手伝
って散々な釣りになってしまった。
それでも２尾の岩魚を手にし、一尾はバラシ、一尾は合わせ切れと４尾の魚が相手をして
くれたので良しとする。６時までに集合しなくてはと思って脱渓してもまだ青空にギンギ
ンの日射しが輝いている。まだまだ毛鉤のゴールデンタイムには時間がある。この時期は
６時半からがゴールデンタイムなのだから徒労もいいところだ。でも、この景色が見られ
て、魚が見られただけでも良しとしよう。久しぶりの釣りは何だかてんやわんやした釣り
になってしまった。
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| 東京から走り続けて７時間。やっと秋田に着いた愛車。 | とにかく暑い午後の日射し。難儀な釣りになりそう。 |
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| 川に入ると水が冷たくて気持ちいい。 | ボウズかと思っていたら岩魚が釣れた。 |
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| いい型の岩魚だったので良かった。 | 川の上にも強い日射し。水面がギラギラして見ずらい。 |
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| ２尾目の岩魚が釣れたのを機に脱渓することにした。 | ５時過ぎだというのにこの明るさ。 |
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| 疲れた形の影法師。なんだかなあ・・・ |