気仙川支流の釣り
用事があって陸前高田に行き、その後で釣りをした。
5月19日(土)、気仙川の支流で釣りをした。昨年のボランティア活動でお世話にな
った高寿園に用事があって出かけたついでに釣りをしようと思い立ち、気仙川に行った。
川に入ったのはもう10時近かった。日は高く、暑く、雲一つない晴天。釣りには最悪
な天気。世の中で晴れて困るのは釣り人くらいなものだろう。せっかく釣りに来たという
のにこんな天気かよう・・と、つい毒つきたくなる。
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川の駅「よこた」で釣り券を買う。1000円なり。 |
鮎の本場。鯉のぼりではなく鮎のぼりが泳いでいた。 |
最初に入った川ではまったくアタリなし。林道は50センチほどのクレバス状に水が削
った跡が残っている。タイヤがはまりそうで走りにくい。どうやら大水が出た跡らしい。
ピーカンで暑いというハンデはきついものだ。もう釣れないだろうと、それからは気仙
川の支流探検。支流という支流を全部見て回った。目の保養にもなったし、次回の釣りの
参考にもなった。
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支流の川を見て歩く。林道が荒れている。 |
この沢で釣ってみたが何のアタリもなかった。 |
午後、目星をつけていた藪沢に入る。多分、こんなところ釣り人は入らないだろうとい
う細い藪沢だ。これが当った。薮をかき分けて中に入ると、程よい水量の流れがある。
竿は振れないが、ボーアンドローで釣り進む。深い溜まりで最初のイワナが出た。これ
に気を良くして、同じような場所を攻める。次の淵でもいい型のイワナが釣れた。気仙川
はピーカンの土曜日に思いがけない贈り物をしてくれた。この薮沢で2時間、6尾のイワ
ナを釣ることができた。2年ぶりの釣りが無事に釣果を上げられたのが嬉しい。
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最後に入った薮沢でイワナが釣れた。 |
またイワナが釣れた。小さい沢だが確実に魚がいる。 |
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アベレージ18センチというところか。 |
これも小さいイワナだ。横っ飛びに毛針をくわえた。 |
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これはなかなかいい型のイワナだった。 |
今日一番のグッドサイズが出た。ここで納竿。 |
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この淵で最後の岩魚が出た。 |
下流はこんな感じ。薮と杉林だけの沢だった。 |
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ヤマツツジの赤がまぶしいようだった。 |
釣れさえすれば気分良し。 |
気分よく脱渓すると、ヤマツツジの赤い花が目に飛び込んで来た。新緑の山は日を浴び
て輝くようだ。釣れた時は本当に気分よく歩ける。自然に顔がほころんでくるのがおかし
いようだ。これから温泉に行って汗を流す予定。今日も高田で宿泊し、明日は遠野に向か
う予定だ。
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