山形最上の釣り


大雨の被害が出た最上町で釣りをした。


 9月14日、山形の最上町で釣りをした。面影画の取材の後は気分転換に釣りに行く。

 陸前高田から山形に回って、たぶん今年最後になるであろう渓流釣りを楽しんだ。大雨
の後遺症を心配していたら、案の定、最初に入ろうとした川が林道全面通行止めになって
いて入れなかった。ニュースで川が氾濫した事を知っていたので、こんな場面は想定して
いたが、やはり現場に来ると少し残念な気分になった。               
 田んぼは黄色くなっていて稲の実りは良さそうだ。田んぼは大雨の影響をまったく感じ
させない。普通に収穫できそうなので良かった。                  

天気は快晴。釣りにはすこし良すぎる天気だ。 無慈悲な「全面通行止め」の看板。これはさすがに行けない。

 コンビニで釣り券を買い、以前から狙っていた川に向かう。藪の多い川だったが、河岸
から見ると、藪がなぎ倒されていて増水の激しさを見せつけている。しかし、逆に河原が
歩きやすくなっているようで、良い釣りが出来そうだった。しかし、目指す場所に軽トラ
が一台止まっている。どうやら先行者のようだ。                  
 昼近くなっているので影響はないだろうと着替えて入渓する。入った川はヤマメの川。
増水しているので遡行が大変だったがいい型のヤマメがポンポンと出てくれた。しばらく
行くとルアーマンの先行者がいた。せっかく釣れ始めたところだったのだが、しかたがな
いので枝沢に入る。                               

川にはいってすぐに良いヤマメが釣れた。 こんな川。護岸の中だがポイントは多い。


入ってすぐに良いヤマメが釣れて上機嫌。 またヤマメが釣れた。


真っ青な空。気温も上がり汗が流れる。 この川はヤマメの川だ。


こんなポイントが次から次へ出て来る。 またヤマメが釣れた。


下からルアーマンの釣り人が上がって来たので枝沢へ。 途中の田んぼがきれいだった。秋の田んぼは美しい。

 大きな堰堤の上からはイワナになる。イワナは二つしか出なかった。細い沢が増水して
いるとポイントがない。どこもかしこもドウドウと流れて毛鉤が飛ぶように流れる。これ
では魚も食いつかない。いいポイントはみんな枝の下。毛鉤のロストが多くなる。もう少
し水量が減ればベストの状態なのだろうが、これ以上はダメだとあきらめた。     

大きな堰堤の上からはイワナになる。 良型のイワナが釣れた。


チビも釣れた。 お握りを食べて休憩。気分良く自撮り。

 本流に戻って下流でヤマメと遊ぶ。チビヤマメが次々に飛びかかってくる。チビ相手に
遊びながら釣り上がる。時折6寸サイズが出るので飽きない。            
 結局なんだかんだで10尾のヤマメ。別にチビが7つほど。イワナが2尾。ダメかなと
思っていただけに嬉しい釣果だった。宿の時間があるので脱渓したが、もっと遊んでも良
かったかもしれない。脱渓点に脚立が置いてあった。高い護岸を楽に登って脱渓できた。

枝沢は流れがボウズだったので本流へと転進。 ヤマメが遊んでくれる。


飽きない程度にヤマメが釣れる。 ヤマメもきれいだ。


たまに良型が出る。 これだけこの時間で釣れればもう満足。

 車に戻った。レガシィの走行距離がついに22万キロを超えた。この車とは本当にあち
こち行った。愛着があるので動かなくなるまで乗るつもり。いったいいつまで一緒に走れ
るだろうか。

愛車レガシィ。よく走ってくれる。 宿への道すがら、川にユンボが入って作業していた。すごい。

 今日は瀬見温泉に泊まり。明日は真室川方面にでも行って見ようかと思っている。  

宿は瀬見温泉の観松館。夕飯がおいしい。 そろそろ落ち鮎のシーズン。これも旨かった。




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