桧内川の支流で釣り


秋田の釣り2日目はいつもの桧内川の支流で釣り


 2日目はいつもの桧内川の支流に入る。昨年、熊に遭遇した川なので、少し緊張しなが
らの釣りだった。一人だったので気持ちがビビっていたのか、魚の反応があるも釣れない
時間が続いた。水が極端に少なく、この状態では釣りにはならないと大汗をかきながら遡
行する。やっと釣れたと思ったら空飛ぶヤマメばかり。木っ端ヤマメが次から次に釣れる
。これには困った。15センチオーバーはイワナ2尾のみ。あとは全部チビヤマメ。  

クリオンの朝飯。五百円とは思えない豪華さ。 いつの場所から入渓するが水が少ない。


ヤマメが釣れたが、なんと小さい。 この水量だからなのか・・・何か変だ。


また小ヤマメ。合わせると後ろにピュンと飛んでゆく。 今度は小イワナ。こんなサイズしか来ないのか?


小さくても釣れてはいるので苦笑いというところ。 水なのか、時期なのか、人が入った後なのか???


またしても小イワナ。こんなのばっか。 いつもは良型がいるポイントなのだが・・・


空飛ぶヤマメが何匹も。 やっといい型のヤマメが釣れた。

 中間の堰堤下でやっと大きなヤマメが釣れた。これでホッとして笑顔の自撮り。この大
きさのヤマメが釣れれば大満足だ。そしていよいよ堰堤を越えて熊遭遇エリアに入る。こ
こからは気を引き締めて遡行する。熊鈴を鳴らし、腰のナガサを左手で掴みながらの釣り
。余計な力が入っていると見えて魚は釣れずに最後の堰堤に到着。最後の打ち込みを続け
ていたら上空から声がする。                           

いいヤマメが釣れると嬉しい。 見たかったのはこの顔だよ。


やっと笑顔の写真が撮れた。 このポイントで釣れた。


高巻きの途中で見たヒノキの皮剥ぎ。鹿の仕業だ。 小イワナが釣れた。

 加藤さん、イナさん、前鹿川さんが釣りにやって来たのだ。まさか今年もここで会うと
は思わなかった。合流した3人に釣りは任せて見学した。しばらくチビばかりだったが、
イナさんが26センチのイワナを、前鹿川さんが23センチのイワナを釣ったので笑顔を
パチリ。いやあ素晴らしい。                           

加藤さん、イナさん、前鹿川さんと合流した堰堤。 イナさんと前鹿川さんが同時に釣った。素晴らしい。

 イナさんに車まで送ってもらい、そのままクリオンに帰る。温泉で疲れを取り、休んで
いるとすぐに6時になった。携帯に高橋さんから電話が入る「もうみんな揃ってるよ〜」
 そう、二十年来の友人と宴会の時間だ。急いでレストラン「かたくり」に行くと、野中
さん、布谷さん、沢山さん、阿部さん、高橋さんが待っていた。懐かしい人達と握手して
再会を喜び合う。                                

脱渓して車に戻る道の途中。 野中さん、布谷さん、沢山さんが笑っている。


クリオンのレストラン「カタクリ」で宴会が始まった。 沢山さんとイナさんが話している。

 こうして年に二回旧交を温める機会があるのは本当に嬉しい。お酒が進み、会話が弾む
。近況の報告やら今日の釣果やら熊の話やら次か次に話題が尽きない。        

釣ったヤマメとイワナを塩焼きにしてもらった。 阿部さん、布谷さん、沢山さんが飲んでいる。


宴会が盛り上がっている。 飲めないのに最後まで盛り上げてくれた高橋さん。

 人と人の繋がりはありがたくすごいものだなあと思う。20年前に始まった都市住民と
の森林交流活動に「瀬音の森」が参加したのが始まりだった。森林ボランティア作業を年
に二回行って地元の人たちと交流して来た。いつしかそれは西木の人たちに会うための活
動になっていった。この人たちに会うために秋田までやってくる。そんな思いが凝縮した
時間だった。                                  
 みなさん、ありがとうございました。                      

布谷さんの奥さんが迎えに来た。 奥さんが来るともう一度盛り上がる仲間たち。




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