西木の大雨


朝から大雨で、釣りはできず。


 26日朝。夜半から雨の音が激しかった。起きて窓を開けると大雨だった。朝風呂に入
ってテレビを見ているが天気予報は一日大雨と言っている。ネットで雨雲レーダーを見る
と10時半から止む予報になっているので、思い切って雨の中を出かける。      
 上桧木内の紙ふうせん館に立ち寄って朝食の天ぷらそばを食べる。食べている間に雨足
が弱くなってきた。目的の川に行き、小雨の中で着替えて入渓した。ところが、普段はチ
ョロチョロ水の川なのだが、茶色い濁流がものすごい勢いで流れている。これは予想外だ
った。渇水しているはずだったので一晩降ったくらいでは多少の増水だろうと思っていた
のだが、全く違った。勢いある濁流に遡行も困難だし、何より毛針を振る場所がない。し
ばらく遡行して見たのだが、全く釣りにならないのでそのまま脱渓するしかなかった。 

朝から大雨の音で目が覚めた。これで釣りができるのか? 沢山さんの「一助そば」に行ってお昼を食べる。

 沢山さんの「一助そば」に行って昼のそばを食べる。久しぶりの再会に奥さんも交えて
話し込む。新型コロナの影響は田舎ほど大きいと嘆いていた。緊急事態宣言の日からいき
なり観光客がいなくなった。観光バスも全く走らない。元に戻るのはものすごい時間がか
かるだろうと嘆く。東京の人間よりも影響が大きいという真剣な言葉が胸に刺さった。 

寒いので暖かい蕎麦を注文した。相変わらず美味そう。 奥さんにも色々話を聞いた。コロナでどこも大変だ。

 午後は目的の一つだったマスクのゴムを買いに走る。東京では今、マスク用のゴムをど
こにも売っていないのだ。西木の雑貨屋さんに入って聞くと、やはりマスクのゴムはない
。これならあるけどと出してくれた10ミリ幅のゴムを買う。            
 角館市のホームセンターと百円ショップでもマスク用のゴムはなかった。車を走らせ、
中仙市のイオンに向かう。イオンの中にあった手芸用品店は閉店していたが、新しくでき
た店内百円ショップになんとマスク用のゴムを売っていた。ここまで来てやっとゴムを買
うことができた。ありがたい。これで家に帰ってマスクを作ることができる。これにて本
日の作業は終了。雨が止む気配は全くない。                    

イナさんと加藤さんが釣った魚を塩焼きにした。 みんな揃って、宴会の始まり。

 夕方部屋で休んでいると沢山さんがやって来て「飲もうよ」という話になった。みんな
が揃う前だったが「かたくり」に行って二人で飲み始める。しばらくすると高橋さんと野
中さんがやって来た。賑やかに挨拶しているうちに加藤さんとイナさんが合流。最後に布

沢山さん、加藤さん、高橋さん。 34センチの大イワナを塩焼き。イナさんが食べた。


イナさんと加藤さんが今日の釣りと雨を熱弁している。 みんなで楽しく歓談中。久しぶりの再会。


私も飲んで陽気になっています。 最後は静かに清算中。

谷さんがやってきて全員集合。宴会が始まった。一年ぶりの再会に話が弾む。話はもっぱ
ら新型コロナの話が中心だ。みんな様々な苦労をしている。生まれて初めての事態なのだ
から仕方ないことだ。しこたま飲んで話して4時間。楽しい時間はあっという間に過ぎて
行った。最後は恒例になっている布谷さんの奥さんが迎えに来るセレモニー。二人を送っ
て部屋に戻った。                                

布谷さんの奥さんが迎えに来た。 迎えに来た奥さんと話が弾み、なかなか席を立てない。




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