瀬音の森日記 100


2000年の瀬音の森



2000. 1. 5


謹賀新年                                   

2000年という節目の年に、瀬音の森は2年目を迎える。昨年1月に任意団体「瀬音
の森」を設立して本格的な活動を開始した。恵比寿会館での設立総会に大勢の会員に集
まっていただき、設立と事業計画の発表などを行ったのだが、大勢の会員を前に緊張し
ていた日から、はや1年立ってしまったかと思うと本当に月日の早さを感じる。   

昨年の反省をふまえ、今年の活動をより魅力あるものにしていきたい。そこで、今年の
瀬音の森の活動について考えてみた。2月10日(木)青山コピスにて総会を予定して
いるので、具体的な事業計画はその時に出す事になる。今はざっとこんな事を考えてい
るという程度の話として見ていただければありがたい。              

●今年は、すでに活動している「瀬音の森・小菅」の活動が中心になると考えている。
森の作業と同時に小菅村との関係を密にしていく事がポイントではないかと思われる。
河川清掃、漁協への協力などから、河畔林・渓畔林の整備へと進めれば最高だ。今の時
点で、とりあえず小菅の森でやらなければならないのは立木調査だ。出来るだけ正確な
樹木マップを作成して、今後の管理や記録の基礎を作らなければならない。     

この森にどんな木がどのくらい育っているのか?そして、それをどう管理し、どう整理
するのか?30年後にどんな森にするのか?・・・長期的なビジョンに沿った森作りを
しなければならない。その他、枝打ちや間伐などの林業作業、そばつくり、ワサビ田整
備、じゃがいも作り、リース作りなど楽しい催しが沢山企画されるだろう。会長のわた
るさんと舩木さんの考えに沿って進められる計画を出来る限りバックアップしたい。 

●「瀬音の森・秩父」の基礎固め。秩父で出来る事や、やるべき事に手を付ける。秩父
では渓畔林作りにこだわりたいが、果たして秩父に行く時間がどのくらい取れるか??
本格的に動くのは来年からか??                        

●全国の瀬音の森のバックアップ。「瀬音の森・くまもと」の下刈りや看板作り。「瀬
音の森・道志」の同じく看板作り。「瀬音の森・小菅」の看板作り。「きのこの森」の
応援。など、やることがたくさんある。さらに岩手や北海道でも森作りの動きが出てく
るような予感がしている。                           

●瀬音の森通信の編集および発行。なるべく多くの会員に紙面を飾っていただきたい。

●個人的な事だが、「森林インストラクター」の勉強。              

●勉強会やセミナーは必要ないだろうか?昨年の演習林勉強会の続編は考えなくてもい
いんだろうか? 森林見学ツアーや河畔林見学ツアーなどはどうだろうか? これだと
一部の人は「釣り」になってしまう可能性もあるなあ・・・近自然工法の川作りなどは
見てみたいのだが・・・                            

●資金作りの為にポストカードを販売する方法も考えなければならない。思い切って値
下げを考えるか?それともステッカーとか他の商品作りを考えるか?        

●会員を増やすのが良いのか、それともメンバーの質の向上を目指すのが良いのか?こ
のままでは年会費は会報に消えてしまうだけなので、せめてもう20人くらい増やした
いのだが・・・果たして会員募集を働きかけるのが良いことかどうか?       

迷ってばかりいるのだが、こうしている内にも総会の日は近づいてくる。予算書や議案
、事業計画書も作らなければならないのだ。こんな事で大丈夫だろうか、迷ってばかり
で前に進まない。                               

こんな有り様ですが、今年もよろしく・・・・あとはまた明日から。