瀬音の森日記 12


ホームページを作る



1998.9. 10

やっとホームページの全容が出来上がってきた。作り始めてもう1週間にもなるというの
に、まだ出来ない部分がある。実際に今、皆さんに見てもらっているホームページの事な
のだが、けっこう大変だったのだ。                        

以前からあったフリーハンドのホームページは開設以来わずか1800台のアクセスを数
えるだけだったので、躊躇無くこれを改装する事にしたのだが、さて内容をどうしようか
という所で迷ってしまった。ホームページというのは定期的な更新がいかに大切か、とい
う事を個人ホームページの運営で痛感しているので、その点に最も気を配った。    

問題の一つはCGIを禁止されているので掲示板機能を付けられない事。情報交換にはやや
遅くなるが、一つ一つhtml化するしかない。情報が一方通行にならないようにするために
はこまめに更新作業をくり返すしかない訳だ。さて、どういった内容を更新の対象とする
か?・・・3つほど考えた。                           

1、定期的に運営サイドからの情報を提供する。                  
2、メールをいただいたものを転載する。                     
3、ニュースクリップ、他の媒体からの情報やメンバーの情報をニュースとして流す。 

こんな事を柱にページ作りを進めていった。デザインは若手の宝木君、作業が早いので助
かる。デザインの基本は「瀬音の森」という事から、全体を緑で統一する事、森の写真で
ボタン等の作成をする事、全体を軽く仕上げる事などとした。            

まず、基本の枠組みをHTML文書で作成していく。ページミル等のツールは更新を考えて使
わない事にした。一度だけ会社のホームページ作りで使ったことがあったのだが、内容更新
にえらく苦労したので、以後は使っていない。ベースはシンプルにしておくに限るので、あ
まり複雑なタグは使用しない事にした。文書のソースを見ていただければ分かるが、シンプ
ルなものである。                                 

文字が大きいだの小さいだの、マークを大きくしたり小さくしたり、様々に変化させながら
1ページずつ仕上げていく。ブラウザを使って動作を確認しながらの作業である。ちなみに
プロポーショナルフォントはOsakaを使用しているので、もしブラウザで文字が読みずらか
ったらOsakaに変えて見てほしい。                         

2つのコーナーがまだ工事中だが、とりあえ仮オープンすることにした。実際のネットワー
ク上でどう見えるかのテストも兼ねている。この時点で何人かの人に見てもらう事で、内容
のチェックも兼ねてしまおうというという事でもある。                

夕方、出来上がった「瀬音の森ホームページ」のファイルをFTPで転送する。ネットワーク
上へのアップロードだ。ドキドキするようなワクワクするような瞬間である。写真の画像が
少ないのでアッという間にアップは終了、ブラウザを立ち上げて「瀬音の森ホームページ」
を開く。瀬音の森へようこそ!・・の文字がモニターに出る。宝木君と顔を見合わせてニヤ
リと笑う。やったね!                               

ダウンロードも早い、色も文字も問題ない。内容はまだまだ未熟だが、それはこれから手を
入れていけば良い。ともあれこれで情報発信の場が出来た。瀬音の森がどこまで発展するか
誰にも分からないが、これも着実な一歩のうちに数えられるだろう。          


まだまだ、あとはまた明日から。