中村敦夫議員と瀬音の森
1998.12. 17
午後７時、新宿区役所６階、第三会議室。中に入ると参議院議員の中村敦夫さん
と政策秘書の田中さんがいた。田中さんと目が合う。田中さんはにっこりと笑っ
て席につくようにうながしてくれた。示された席は何と中村議員のとなり！！！
今日の集まりは中村敦夫議員が提唱する「環境問題を考える人のゆるやかな連帯
を目指し、環境監視団を作ろう」という呼びかけで行われる第一回目の集まりで
ある。川辺川の関係で知っている人が何人かいるのが心強いが、大半は知らない
人で、皆さん難しい顔をしているので、思わず私も難しい顔をして対抗してしま
う、ばかだね〜。
ちょっと緊張していて配られた資料も難しいせいか、内容がよく理解出来ない。
少々あせる・・・何てこった、大丈夫か？・・・瀬音の森。
７時過ぎ、会議が始まる。中村議員の挨拶。環境監視団構想を分かりやすい言葉
で説明してくれる。なんだ、分かるじゃないか・・とほっとする。そしたらいき
なり「それじゃあ、皆さん今日が初めてなので、そちらから自己紹介をして下さ
い。」と言って私のほうを指すではないか！！！「えっ・・」汗がタラリ・・
とりあえず立ち上がり「 初めまして、黒沢と申します・・・」と口を開く、こ
うなりゃしゃべるっきゃない。自分は川での釣りを趣味としている事から、川の
環境問題、ダム問題と考えてきて、行き着いたところが森林を育てるという事で
した。「豊かな森を育てて、未来の子供達に豊かな川を残そう」という運動をこ
の１２月から始めたばかりです。というような内容の話をした。以下、参加者は
次のような人達だった。
都議会議員の石原さん、板橋区議の松島さん、同じく不破さん、港区議の秋元さ
ん、東京湾ゴミ処分場問題で都を追求している後藤さん、日の出町ゴミ処分場問
題で都とケンカしている中西さん、同じく雨宮さん、鹿児島から参加の野口さん
、渋谷区議の水原さん、吉野川東京の会の竹中さん、ルポライターの多田さん、
ダイオキシンの研究をしている松川さん、東京新聞記者の野呂さん、江東区議の
中村さん、青梅の浜田さん、東久留米で柳泉園ゴミ焼却場問題を追求している池
田さん、同じく青木さん、川辺川東京の会の渡辺さん、同じく高橋さん、そして
中村議員の第一秘書の根本さん、政策秘書の田中さんという２２名の自己紹介が
終わった。
その後は主に日の出町ゴミ処分場問題の現状報告。東京湾深海ゴミ処分場の現状
報告。柳泉園ゴミ焼却場の問題点と現状報告。ダイオキシンの話などが続いた。
そして、吉野川河口堰、川辺川ダムなどにおける公共工事の問題点などが報告さ
れた。
ひたすらメモを取りながら、瀬音の森というのはじつにのびのびとした、ほのぼ
のとした運動なのだなあ・・・と思っていた。（もっとも、まだ実体は無いのだ
が）こうして戦っている人達から見ると、私のやっている事などは理解してもら
えないのだろうなあ・・・などと思いながら、頑張って勉強した。
今後はメーリングリストを使ってそれぞれの団体が活動報告をしようという事に
なり、ゆるやかな連帯がスタートしたようだ。瀬音の森は激しい活動で疲れた皆
さんに癒しの場を提供する事にしよう。月に一度の活動報告、３か月に一度くら
いの集まりが取り合えず決められたので、瀬音の森もその中をゆったりと漂うつ
もりだ。いやあ・・・勉強になりました。
会議後、中村敦夫議員と会話する時間があった。瀬音の森の名刺を作っていって
良かった。名刺交換第一号は参議院の中村敦夫議員でしたと報告しておきます。
中村議員は瀬音の森ポストカードを買ってくれました。
今夜は頭を使いすぎたかも知れない・・・あとはまた明日から。
