瀬音の森日記 3
メモ帳の内容
1998.4.24
パティオにアップしたのはいいが、自分で確たる自信があってやっている訳ではないの
で、あちらこちらに考えが揺れ動く。書いて消して、書いて消してを繰り返しているの
だがその後のメモ帳に様々な事で揺れる心が明らかになってくる。メモ帳に書いてある
メモを覗くとこんな具合である。
費用について
・山林購入の問題・・・・お金をどうするか?
・会社で購入するには資金がない・・・・どのくらいかかるのか?
・個人でバラバラに買うなら、まとめて買った方が良いのでは
・個人で買ったものを会社で管理する方法
・競売で出た山を買う・・・安いと思う
・当初資金は500万くらい?
・最終的に個人で4000万くらいつぎ込むとしても山を買うほどではない
・土地建物がすべて・・・・これを優先
・固定費、車、ガソリン、人件費、ガス、電気、etc
・ランニングコスト分の収入確保をどうするか?100年先まで
まず拠点ありき
・山を買う金を考えていたら先には進まない
・まず拠点を確保、フリーハンドの保養所を建ててそこを拠点にするか?
・現地森林組合との交渉・・組合員になるのがベスト、それには山を持つ事
・買える山を買う(個人で買い会社で管理)
・地元に溶け込む事を優先する・・・消防団、冠婚葬祭
・川の流域保全活動をボランティアで行う・・・ゴミ拾いなど
・出来る事から始める
・ライフライン、道路、電気、電話の確認
●会社にせずに個人で出来る事をやるのでも良いのではないか?
月の収入見込み
・日当(山仕事)5人×20日@10000 1000000
・絵その他の販売 200000
・セミナー謝礼 200000
・林産品の販売 100000
いずれも毎月コンスタントに入るとして
合計 1500000
月の支出見込み
・賃金 5人×120000(これは安い!) 600000
・家賃(取り合えず借りるとして) 200000
・車、ガソリン代 200000
・電気、電話、通信費 100000
・備品、道具類 200000
・社会保険 150000
・土地建物代 返済 100000
・福利厚生 140000
・定期積金 100000
合計 1790000
約月30万の赤字をどうやって埋めるか?
・会員の年会費設定
・セミナーなどの参加費を取る
・寄付をつのる・・・これは当てに出来ない。
などなど様々なメモが綴られている。現実にはほど遠い夢の話としても、こんなにも
厳しい。もしかしたら最悪の選択をしてしまったのではないか・・・・そんな気持ち
にもなるが、まだ何も始まって無いのだから、取り越し苦労というものなのだろう。
ともあれ、あとはまた明日から。