瀬音の森日記 47
会報第1号の発送
1999. 3. 26
会報が出来上がった。23日発行などと言ってしまったが、印刷が上がったのが
26日ではしゃれにもならない。まあ、雑誌でも発行日というのは一つの記号の
ようなものだからあまり気にしない事にしよう。
持った感じがいい。ケナフ(草パルプ紙)が思いの外良い手触りで、印刷上がり
も良いので驚いた。さて、発送の準備だ。封筒を買いに行く。当初は会報を二つ
折りにして定形封筒で送ろうと思ったのだが、出来上がった会報を見て考えが変
わった。折らずに平らなまま送ろう。
封筒に瀬音の森のシールを貼る。中に入れるイベントの応募用紙を作り、70枚
コピーを取る。同報メール2通をまとめて1枚のシートにしてこれも70枚コピ
ーする。これは通信環境を持たない会員にメールを送れないのでその代替処置な
のだ。今度も同報メールで送った内容はこうして会報送付時にコピーして送るつ
もりだ。
会報70部にパンチ穴を空ける。ファイルに綴じるようにしてもらいたいので、
先に穴を空けておいた。穴を空けた後で中を見たら、一部文字が欠けてしまった
。これは今後レイアウト時に穴の位置を考えてレイアウトしなければいけない。
コピーした140枚を二つ折りにして会報と重ね封筒に入れる。封筒に宛名シー
ルを貼る。両面テープで封筒の口を貼る。さあ、あとは郵便局にもっていくだけ
だ。と、時計を見たら5時を回っている!!!い、いかん、郵便局が終わってし
まう・・・まてよ、駅ビルの郵便局は確か6時までやっているはずだ。
封筒を持って雨の中を駅ビルに走る。今日は金曜日、何とか今日中に送りたい。
瀬音の森の全ての会員への働きかけはこの会報から始まると言っていい。今まで
様々な動きがあったのだが、全ての会員に分かる形では動いていない。特に通信
環境を持つ会員と持たない会員の間での情報ギャップが大きいのでその問題をこ
うして会報を発行する事で埋めていかなければならない。
今後具体的なボランティア活動に入る時に情報ギャップが無いようにしておかな
ければいけないのだ。ますます会報の役割は重要なものになってくる。そして、
多くの会員が参加して作る会報にしていく事も今後の大きな課題になる。連載物
や紀行文を誰に頼もうか?悩みがどんどん増えていく。
郵便局で手続を終えて無事発送終了。忙しかった一日を振り返りながら、この会
報第1号が瀬音の森の歴史の第一歩なのだと感慨にふけっていた。おりしも辛夷
の花が満開の時期に辛夷の花の表紙の会報を送る事が出来たのも喜ばしい。
頭の中では、第二号を考えながら・・・あとはまた明日から。