瀬音の森日記 57
レクリエーション保険の契約
1999. 5. 10
住友海上火災保険(株)と16日の安谷川イベントの保険契約をした。保険の名称
は「レクリエーション災害補償プラン」というものだ。私は保険にはあまり詳しく
ないので、会員の塩野さんや野村さんから事前にどんな種類の保険があるのかを聞
いておいた。このレクリエーション保険は塩野さんにも勧められていたものだった
ので、話はトントン拍子に進んだ。
保険の内容は、参加者にアクシデントがあった場合の補償と、レクリエーション行
事主催者に法律上の賠償責任が生じた場合の補償がセットになっている。今回は個
別契約方式にしたが、あらかじめ年間の行事予定が決まっていれば「年間包括契約
」が出来るのだという。その都度契約しなくて済む、という事なのだが、我々の行
事はその都度参加者も場所も内容も変わってくるので、おそらく毎回個別契約にな
ると思う。
今回は参加者が10日現在で50人になった。この保険契約の場合、50人になる
かならないかでまったく保険料が変わってくるのだ。4月20日の段階では34名
だったので34名だった場合と50名になった場合を比較してみると・・・
34名の場合_______________________________
・保険金額 死亡・後遺障害保険金額 130、3万円
入院保険金日額 3000円
通院保険金日額 2000円
賠償責任保険 2000万円
___________________________
一人当たり保険料 500円
___________________________
合計保険料 17000円
_________________________________
50名の場合_______________________________
・保険金額 死亡・後遺障害保険金額 500万円
入院保険金日額 5000円
通院保険金日額 3000円
賠償責任保険 3000万円
___________________________
一人当たり保険料 137円
___________________________
合計保険料 6850円
_________________________________
以上のように大きな差になる。今後ともイベントには50名以上の参加があると、
保険を掛ける上では大いに有り難いという事になる。でも、なんで参加者が多くな
るとこんなに条件が良くなるのだろうか??・・・だって合計金額まで安くなって
受け取る保険料も多くなるなんて??? やはり私には、保険が良く分からない。
契約書に記入して、保険料を振り込めば完了である。
事故のないようにする事が一番なのだが、万が一を考えると保険は欠かせない。今
回のイベントも清掃だけであれば、これだけ気を使わなくても良かったのかも知れ
ないが午後にチェーンソー体験や薪割り体験を組み込んでいるので、どうしても保
険が必要になる。
これから本格的に体験林業をやるとなると、鎌、鉈、鋸、チェーンソーなどを自在
に使いこなさなければならないので当然事故の確立は高くなる。ボランティアだか
らといって甘く見ていると、とんでもない大ケガをする事になる。命を落とす事だ
ってあり得るのだ。手伝いでも、ボランティアでも危険は一緒なのだ。
本当に真剣に取り組んで欲しい。事故やケガはあってはならないのだと参加者が肝
に銘じて行動して欲しいのだ。保険は所詮保険であり、事故を起こさないことが肝
要なのだ。
事故のない事を念じて・・・・あとはまた明日から。