瀬音の森日記 93
瀬音の森通信第3号発行
1999. 11. 19
11月18日、瀬音の森通信第3号を発送した。今回の会報は東大演習林勉強会の報告
と感想文が中心になっている。それに加えて、「瀬音の森・小菅」の小菅川清掃ボラン
ティアの様子をわたるさんに書いてもらった。恒例の会員寄稿文は吉瀬さんが「山村で
楽しく暮らすために」、内田さんが「動き出せば何かが見えてくる」、高橋さんが「人
間も森である」、藤木さんが「A River Runs Through It」という文を寄せてくれた。
それぞれ個性のある味わい豊かな文章で、興味深い。
1〜2ページを寄稿文、3〜4ページが演習林勉強会の報告と写真、5〜8ページが演
習林勉強会の感想文、9〜10ページが小菅川清掃ボランティアの報告と写真、11ペ
ージが西大芦漁協応援メッセージとなっている。
勉強会の感想文がなかなか届かず、編集に苦労したが、前回同様12ページでまとまっ
たのでホッとしている。表紙は澤田さんに演習林で印象的だったシオジのイラストを描
いてもらった。このペン画のイラストは好評で、すっかり会報の表紙として定着してき
た。今後もこのシリーズで続けていきたい。
会員寄稿文は次回は8人に登場してもらおうと思っている。まだ原稿を書いていない方
は、突然原稿依頼が行くと思うので、心の準備をしておいてもらえればありがたい。お
気に入りの写真などもそれとなく準備してもらえると嬉しい。
会報の他に同封したもの。●炭焼き体験教室の案内 ●瀬音の森忘年会の案内 ●11
月の定例会報告 ●阿寺渓谷ダム反対シンポジウムのお知らせ ●東大芦川ダム建設計
画白紙撤回署名のお願い ●毎日新聞記事:樹木葬 ●署名返信用封筒 以上のお知ら
せやお願いを同封した。
炭焼き体験教室の案内と忘年会の案内はいずれも12月3日(金)までに参加を事務局
まで連絡頂きたい。特に炭焼き体験教室は年末に入ると準備も忙しくなり、大変なので
今回は締め切り厳守でお願いしたい。炭焼き教室の前日泊は芦ヶ久保の民宿を予定して
おり、そこから車に分乗して会場に行くようにしたい。いずれにしても、詳細は参加者
に連絡する。忘年会の方は予約と予算の都合があるので、参加出来そうな方は人数を連
絡頂きたい。
11月の定例会報告は「瀬音の森日記91」を縮小コピーしたもの。ちょっと文字が小さ
くて見にくくなった。年配の会員には申し訳ない。
阿寺渓谷ダム反対シンポジウムのお知らせは先日参加した中村敦夫議員の環境監視団の
集会で渡されたもの。瀬音の森会員の坂本さんの方から提案されていた阿寺渓谷ダム反
対運動の延長上にあるものだ。江戸川区民ホールで行われるシンポジウムは、東京でど
れだけの人がこの問題に感心を持っているかを計るバロメーターともなる集会だ。私は
残念ながら炭焼き体験教室のために行くことが出来ない。また、坂本さんの阿寺渓谷ダ
ム反対署名依頼は別便で会員の元に届けたい。
東大芦川ダム建設計画白紙撤回署名のお願いは、先日伺った西大芦漁協の組合長から依
頼されたもの。署名方法なども会報に書いておいたので、署名が集まったら同封の封筒
で事務局宛に返送してもらいたい。署名集めの期限は1月いっぱいとした。ダム反対の
署名依頼が多くなるのは申し訳ないのだが、渓流を守るためにはダムを作らせないのが
一番の方法なので、会員の皆さんにはその辺の事情を分かって頂いた上で署名を集めて
頂きたい。もちろん、強制ではないので無視してもらっても一向に構わない。
毎日新聞記事:樹木葬。これは11月16日の毎日新聞の記事で、里山をそのまま墓地
として登録して遺骨を土に返すお寺が岩手の一関市に出来たというもの。自然葬などと
はひと味違う葬送法で、各地の里山保全の一つの方法ではないかと書かれている。たま
たま目を引いた記事で、瀬音の森とは関係ないが話題の一つとして同封した。
会報の出来上がりはまずまず。会報とコピー3枚と封筒をセットにして封筒に入れる。
会員の分は宛名シールを貼る。オブザーバーとパブリシティ分は宛名を手書きする。こ
の宛名書きがけっこう時間がかかる。会の動向を見守ってくれている方々の顔を思い出
しながら宛名をサインペンで書く。
出来上がったB5封筒110枚を恵比寿駅ビルの郵便局に持って行く。封筒を入れた紙
袋が重い。窓口で受付をしてスタンプを借り、封筒にスタンプを押して窓口に運ぶ。海
外会員2名分はエアメールで出す。切手代だけで15.800円もかかる。窓口で受け付け
てもらってやっと発送が終わった。110人の手元に瀬音の森通信が届き、活動の記録
として保管される。
やっと終わって、ほっと一息・・・・あとはまた明日から。